WEBBOX合同会社
CEO
江波戸純希は日本で海外就職の転職支援をサポート実績のある人物で、外国語大学の神田外語大学の出身。フリーランス経験をもとにフリーランスマッチングサイト「WEBLANCE（ウェブランス）」も開発。WEBBOX合同会社の代表・CEOでもあるが、フリーランスとしても活躍中。大手メディア「mybest」などで記事の監修も担当。厳選な審査の上、プロの専門家が掲載される「マイベストプロ」にも紹介。また、フリーランスと企業のマッチング支援も行っているため、職業紹介責任者講習の資格も保持している。その資格証拠はこちら。
このような悩みや不安を抱えていませんか？
この記事では、フリーランスエンジニアの闇の背景と、実態を中心に情報提供しています。
最後まで読むことで、フリーランスエンジニアのネガティブな部分について、深く知ることができるでしょう。ただ、フリーランスエンジニアには魅力が多いことも事実です。
記事の後半では、フリーランスエンジニアのプラスの背景と、独立するための事前対策について解説しています。
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フリーランスエンジニアは闇？
フリーランスエンジニアの末路は「闇だ」といわれています。
その理由となる3つの失敗事例は以下のとおりです。
闇事例①高齢になると仕事が取りづらくなった
フリーランスエンジニアの案件は、年齢制限を設けていることが少なくありません。
とくに50代以降になると、受注できる仕事がガクンと減少します。
なぜなら、高齢になると病気などの健康リスクが高まるからです。
また、人は高齢になるにつれて新しい技術の習得が難しくなります。
このようなマイナス要因から、年齢制限のある案件が多くなり、高齢になるほど収入が伸び悩んでしまうのです。
闇事例②肉体的・精神的病を患った
フリーランスエンジニアとして独立してから、病気になるケースは後を絶ちません。
原因は、フリーランスならではの無理な働き方にあります。無理な働き方の事例は以下の4つです。
- 高収入を目指して仕事を過剰に受注してしまう
- 開発上のトラブルにひたすら自分ひとりが向き合うことになる
- 難易度の高い業務でクライアントに「できない」と言いづらい
- 完璧主義になり成果物に対して過剰なクオリティを追求してしまう
なかでも、収入に固執した過剰な案件受注は、最も多い失敗事例です。
オーバーワークにならないよう、タスク管理には十分注意しましょう。
闇事例③不況により契約を切られた
景気低迷の影響から、契約が途中終了したケースはよく聞かれます。
フリーランスは自由な働き方ができる代わりに、景気変動に弱く解雇されやすい弱点があります。
フリーランスの契約形態は「業務委託契約」が大半のため、正規雇用者よりもリストラに遭いやすいのです。
IT業界も例外ではありません。IT業界は人手不足が著しく、売り手市場といわれていますが、それは一部の企業のみです。
AI技術の進展や海外労働者の参入で、将来的にIT開発の案件が減少すると言われています。
これまで年収が安定していたのに、景気変動で瞬時に売上がゼロになることも。一部の分野に限らず、どんな開発業務にも柔軟に対応できるスキルが、今後は必要になると予想されます。
闇ではないフリーランスエンジニアの4つの明るい部分
フリーランスエンジニアの成功事例は以下の4つです。
成功事例①エンジニア経験を自分のビジネスに変えた
エンジニアの経験を活かし、自分のビジネスに展開させた成功例があります。
IT開発とビジネスはとても相性がよく、さまざまな分野で生産向上を図る取り組みが進んでいるのです。
たとえば、以下の事例があります。
- 省力化や高品質生産を目指す「スマート農業」
- 飲食店の人材不足を支援する「セルフオーダー」
- 煩雑な事務作業を自動化する「RPA」の導入
ITスキルを活用したビジネス展開は非常に高難度です。
将来的にビジネス展開を目指すのであれば、さまざま事業に携わり、実務経験を積むことをおすすめします。
成功事例②開発技術のみで成功した
フリーランスエンジニアの中には、開発事業1本で60歳以上まで働き続ける人もいます。
働き方はさまざまですが、最も多いのがベンチャー企業に常駐型エンジニアとして契約を続けるケースです。
大手ベンチャー企業は、キャリアの高いベテランエンジニアを重視する傾向があります。
歴史が長い有名企業は続々と新規案件が舞い込むため、継続して案件を受注しやすいメリットがあります。開発1本で生計を立てたい場合は、大手企業の契約を狙ってみるとよいでしょう。
成功事例③高収入を得て資産運用をはじめた
フリーランスエンジニアとしてお金を稼ぎ、資産運用をはじめて成功した事例も聞かれます。
近年は、株式投資や外国為替証拠金取引（FX）など、誰でも簡単に投資をはじめられる時代になりました。
2020年以降はコロナ禍の影響から、米国株やETFに人気が集中したことは記憶に新しいでしょう。
投資と聞くと、ベテランの投資家しか参入できない印象がありますが、現実は違います。
最近では、利回りの良い米国ETFや純金積立などで、安定的に資産構築するエンジニアが少なくありません。最初は小額からはじめ、相場の流れを掴めるようになったら、高リターンが期待できる金融商品に挑戦してみてください。
成功事例④エンジニアの経験を活かし個人経営をはじめた
ITスキルを活かして、個人経営をはじめたり、他社の経営を支援して成功するエンジニアも存在します。
具体的には、以下の事例があります。
- 発注用のシステム開発
- WebサイトのSEO対策
- 電子マネーなどの決済システムの導入
- リスティングやSNS広告
- ブログなどのメディア運営
上記は小規模の飲食店や商店などにも導入できるシステムです。
クライアントが希望する開発事業をヒアリングし、提供できるスキルがあれば積極的に提案してみましょう。
闇がない案件を探すにはフリーランスエージェントに頼る！
LINEで仕事が決まる「WEBLANCE」
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クラウドソーシングは、掲載されている求人に対して自分で応募しなければいけません。
そのため、アピールが足りなければ企業から断られる場合があります。
しかしフリーランスエージェントの「WEBLANCE」は、あなたが希望している求人を掲載している企業への営業を代行してくれます。
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フリーランスエンジニアの厳しい5つの闇
フリーランスエンジニアの厳しい闇部分は、以下の5つがあります。
闇①フリーランスの働き方は常駐ばかり
フリーランスエンジニアになったのに、「客先常駐ばかりで不満」という声はよく聞かれます。
常住型の働き方とは、会社員と同じように、契約先の企業に赴いて業務を進めることです。
そのため、時間や場所の制約が発生し、リモートワークができなくなるデメリットがあります。
常住型が不満な場合は地道に営業活動を続け、継続案件が取れはじめたら迷わずシフトチェンジしていきましょう。
闇②収入や雇用が不安定
フリーランスエンジニアには、仕事が見つかる保証がないところが大きなデメリットです。
また、必ずしも好条件の案件が受注できるとは限らないため、収入に波があり安定しません。
闇③事務作業がつらい
フリーランスに転身することで、事務手続きが面倒になったと頭を抱える人は少なくありません。
とくにハードルが高いのが、年に一度の「確定申告」です。
会社員の場合、毎年年末調整が会社で行われるため、個人の確定申告は不要とされています。
※給与以外に年間20万円以上の別収入があるなど、特別なケースは除く。
フリーランスは煩雑な事務作業も、全て個人が進めなくてはなりません。経済的に余裕があれば、税金などの事務処理を税理士に依頼してもよいでしょう。しかし、経済状況を把握するためにも、財務管理は個人で完結できるのが望ましいです。
闇④社会的な信用度が低い
フリーランスになる前に、十分な貯蓄をしておきましょう。
また、安定した雇用があるうちに、クレジットカードを作っておくこともおすすめします。
一時的な不況で売上が減少しても、貯蓄に余裕があれば家計を支えることができます。
しかし貯蓄が少なく、固定費などの支払いが滞ると、たちまち廃業になるでしょう。
安定した雇用がなくなると、銀行ローンなどの契約がしづらくなります。独立して社会的信用が落ちても、クレジットカードがあれば急な出費に対応できます。クレジットカードは、仕事とプライベートの2枚用意しておくと、支出管理がしやすくなりおすすめです。
闇⑤スキルアップができない
スキルアップできない可能性もあります。
与えられた仕事のみをこなすような案件の場合、スキルアップできないので、案件を選ぶ必要があるでしょう。
フリーランスエンジニアで闇を対策できる人
フリーランスエンジニアで成功する人の特徴は以下の6つです。
向上心が強く勉強熱心な人
仕事に対して意欲があり、向上心が強い人はフリーランサーとして成功できます。
フリーエンジニアになると、自分を教育してくれる会社の存在はなくなります。
向上心を持ち続け、スキル習得に努めなければ、エンジニアとしての市場価値がなくなるでしょう。
自己管理ができる人
フリーランスエンジニアとして成功する人は、目標設定がしっかりできています。
目指す指標が明確であると、ブレることなく目標達成に注力できます。
環境の変化に順応できる人
フリーランスエンジニアは、仕事においてすべて自分で責任を負う必要があります。
仕事の受注や契約条件、納期、成果すべてが自己責任となり、収入に直結します。
何事も継続できる人
仕事に忠実で、何事もコツコツと継続できる人は、フリーランスとして成功できます。
IT系の開発業務は、一朝一夕で成せることではありません。
幾多のトライアンドエラーを乗り越え、仕事に忠実に向き合う姿勢が常に求められます。
「仕事がつらいから」「すぐに稼げないから」と、すぐに投げ出してしまっては何年経っても成長できないでしょう。
挫折しそうになった時は、ほかのエンジニアから助言をもらうなど、仕事を続けるための工夫をしてください。
発注者と対等な関係を築ける人
「お客様は神様」と謳われる時代がありましたが、現代は働き手の考え方が変わってきています。
クライアントの意思を汲み取り、仕事に反映させることは、有能な人材になるための基本です。
しかし、「意思を汲み取る」ことは「言いなりになる」ことではありません。
クライアント要望に答えつつ、しっかりと自分の意思表示ができる人は、対等な契約交渉ができるでしょう。
お互いWinWInの関係を築けるよう、以下のポイントを意識してみてください。
- クライアントの要望を叶える提案はしっかりできているか
- 仕事に見合う報酬の単価交渉はできているか
- 仕事の安請け合いをしていないか
- 無理なことははっきりと「できない」と伝えているか
クライアントの都合のよい「しもべ」にならないよう、くれぐれも注意しましょう。
他人と比較しない人
上級エンジニアなど、他者と自分を比較しない人は、フリーランスとして成功できます。
仕事を進めていくうえで、自分より優れた実力を持つエンジニアに出会う機会が多々あるでしょう。
とくに、エンジニアのコミュニティに参加すると、さまざまな特徴を持つ人と接触する機会が多くなります。
他のエンジニアとのコミュニケーションは刺激になり、自身の成長につながりますが、ときには優劣を比較することもあります。
比較するとネガティブな感情に支配され「どうせ自分はダメだ」と、マインドブロックがかかり成長を止めてしまうのです。
比較対象は他人ではなく、あくまで「過去の自分」です。「どんな仕事ができるようになったか」など、過去の自分と比較することで、自信につながるでしょう。
【闇に注意】フリーランスエンジニアに向かない人
フリーランスエンジニアに向かない人の特徴は以下の3つです。
向かない人①環境を変えたくない人
今の会社勤めに満足している人は、フリーランスエンジニアに向かないでしょう。
フリーランスには自由と引き換えに煩わしい業務が多く発生します。なかでも最大の壁となるのが、収入源の確保です。
もちろん、手厚いサポートをしてくれる会社の上司や同僚は存在しません。
フリーランスになると環境が変化する上、大きな初期投資がかかります。今のサラリーマン生活に不満がないのであれば、無理に脱サラしないことが得策です。もしくは、会社員エンジニアとして別会社に転職してもよいでしょう。
向かない人②事務作業をしたくない人
事務作業をしたくない人も、フリーランスエンジニアには向かないでしょう。
脱サラしてフリーランスになると、開発業務以外の事務作業や営業事務をひとりで進めなくてはなりません。
向かない人③営業をしたくない人
フリーランスエンジニアにとって、営業ができないことは致命傷になります。
エンジニアは技術が高いだけでは、稼ぐことができません。
自ら働き口を見つけなければ、お金は1円も発生しないのです。
これは、副業としてクラウドソーシングを利用する場合も同じことがいえます。
ただ会員登録して待つだけでは、仕事を受注できません。
どうしても営業が苦手な場合は、会社員として働き続ける方が賢明といえます。
闇だけじゃない！フリーランスエンジニアの3つの魅力
フリーランスエンジニアには、以下の3つの魅力があります。
魅力①市場価値が高まる
フリーランスエンジニアの市場価値は、非常に高いといわれています。
理由は、IT系の需要は今後も伸び続けることが予測されるためです。
エンジニアやプログラマーが担う開発業務は、技術を磨いた専門家にしか対応できません。
専門スキルを習得した人材は数が少なく、市場では重宝されやすいのです。
魅力②人間関係をコントロールしやすい
フリーランスになると、人間関係をコントロールしやすくなります。
客先常駐など働き方によっては、ほかのスタッフと接触することがありますが、それ以外は単独行動が基本となります。
そのため、会社員のような人間関係の煩わしさがなく、精神的なストレスが少なくてすむでしょう。
ただし、在宅ワークでも最低限クライアントとはコミュニケーションをとる必要があります。
魅力③高収入を目指せる
フリーランスエンジニアは、働いた分だけ自分の収入になります。
正社員エンジニアの場合、会社の運営コストや計上利益から、一人当たりの給与が算出されます。
技術職プラス営業が加われば歩合給も考えられますが、固定給として支払われるのが一般的でしょう。
しかし、フリーランスは収入が頭打ちになることがありません。
通信費や家賃などの経費を差し引いても、潤沢な売上があればそのまま自分の利益となるのです。
高収入を目指すのは至難の業ですが、仕事を手がけるほど自分の懐が潤うのは、フリーランスの特権といえます。
【闇対策】フリーランスエンジニアになる前の事前準備
フリーランスエンジニアになる前の事前準備について、以下の5つをご紹介します。
事前準備①十分な貯金をしておく
フリーランスエンジニアになる前に、十分な貯金をしておきましょう。
独立すると「固定給」がなくなり、収入が不安定になります。
継続的に案件が受注できれば問題ありませんが、景気変動などで収入が低迷することも否定できません。
また、フリーランスは社会的信用が低く、金融機関からローンが組みづらいなどの弱点があります。
事前準備②副業で十分な実績を作っておく
副業で十分な実績を積んでおくことは、独立前に重要な事前準備です。
フリーランスの世界では、未経験エンジニアがクライアントに選ばれることは非常に稀です。
とくにIT業界では、常に「即戦力」が重視されるため、十分なキャリアがないと仕事が取りづらい現実があります。
たとえば、クラウドワークスやランサーズなどを経由し、採用されやすい低単価の案件を取っていく方法があります。また、エージェントサービスに登録し、専任担当者と面談してキャリア相談をしてもよいでしょう。エージェントサービスは、キャリア相談のほか、福利厚生などの多彩なサポートが受けられます。
ここで大切なのは、キャリアが少ないうちは「お金を求めない」ことです。
はじめは「実績と経験を積むこと」を意識し、採用されやすい案件から狙っていきましょう。
マッチングサイトやエージェントサービスは、おおむね無料で会員登録ができます。実績作りのため、どんどん活用してみてください。
事前準備③エンジニアコミュニティに参加する
フリーランスエンジニアとして成功する人は、目標設定がしっかりできています。
「何のために働くのか」「何を目指したいのか」しっかりと自分と向き合ってみてください。
事前準備④足りないスキルを習得する
仕事に対して意欲があり、向上心が強い人はフリーランスエンジニアとして成功できます。
フリーエンジニアになると、自分を教育してくれる会社の存在はなくなります。
事前準備⑤目標設定をする
フリーランスエンジニアとして成功する人は、目標設定がしっかりできています。
「何のために働くのか」「何を目指したいのか」しっかりと自分と向き合ってみてください。
目指す指標が明確であると、ブレることなく目標達成に注力できます。
まとめ｜フリーランスエンジニアを目指すなら実力を伸ばす努力を！
フリーランスエンジニアになって後悔しないためには、実力を伸ばすための努力が必要です。
コロナ禍の影響もあり、2021年〜2022年にかけてフリーランス人口が急増しました。
必然的に競合も増え、フリーランスとして生き残ることは年々厳しさを増しています。
ありとあらゆる手段を駆使して、生き残るための戦略を立てていきましょう。