WEBBOX合同会社
CEO
江波戸純希は日本で海外就職の転職支援をサポート実績のある人物で、外国語大学の神田外語大学の出身。フリーランス経験をもとにフリーランスマッチングサイト「WEBLANCE(ウェブランス)」も開発。WEBBOX合同会社の代表・CEOでもあるが、フリーランスとしても活躍中。大手メディア「mybest」などで記事の監修も担当。厳選な審査の上、プロの専門家が掲載される「マイベストプロ」にも紹介。また、フリーランスと企業のマッチング支援も行っているため、職業紹介責任者講習の資格も保持している。その資格証拠はこちら。
こんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、実務経験のないエンジニアがフリーランスになるケースについて解説しています。
最後まで読むことで、実務経験がフリーランスエンジニアの報酬や成功を左右するとわかるでしょう。
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【結論】未経験・実務経験なしのフリーランスエンジニアは低単価の案件しか受注できない
結論からいうと、実務未経験のフリーランスエンジニアは低単価の案件しか受注できません。
主な理由を4つにわけて解説します。
スキルを判断できないから
フリーランスエンジニアの単価は、より高度なスキルを身につけることで上がります。
具体的には、以下のとおりです。
- 需要の高い言語を習得する
- 単価相場の高い言語を習得する
- さまざまな工程に関わるスキルを身につける
- 人の上に立つポジションを目指す
対応力が身についていないから
エンジニア業務に必要な技術だけではなく、スキル不足をカバーするコミュニケーション能力や対応力を身につけるのも大事です。
フリーランスで成功することを目標にし、プログラミングを学ぶところから始めてみましょう。
営業や交渉のノウハウがないから
フリーランスエンジニアは、クライアントに対し単価や条件を交渉することができます。
事前に条件を提示することも可能なので、交渉は積極的におこなっていきましょう。
クライアントが提示した金額をそのまま受け入れるだけでは、単価はいつまでも上がりません。
責任能力が不確かだから
フリーランスエンジニアを目指すなら、最低1年〜3年以上の実務経験を積んでおきましょう。
エージェントサービスを経由して案件を受注する場合は、実務経験が重視されます。
実務経験は、習得しているスキルや開発環境などを主張できる重要な要素です。
とくにSIerの経験があると市場価値が高くなり、高単価案件を受注しやすくなります。
フリーランスエンジニアの経験年数別単価相場
経験年数 | 月単価 |
---|---|
1年未満 | 約30万円 |
1年め | 約45万円 |
2年め | 約50万円 |
3年め | 約60万円 |
4年め | 約70万円 |
5年以上 | 約90万円 |
実務経験のないエンジニアは、月単価相場約30万円と非常に低単価です。
さまざまな案件に挑戦し、クライアントとの付き合いを広げることが重要になります。
フリーランスになれる実務経験の目安と実務経験年数の数え方
フリーランスとして独立できる実務経験の目安と、経験年数の数え方を紹介します。
開発経験を積む
フリーランスエンジニアとして安定した仕事を続けるには、開発経験を積むことが大切です。
なぜなら、システム開発ができないエンジニアはコーディングやプログラミングなどの簡単な案件しか請け負えなくなるからです。
下流の下請け仕事を中心とする技術者は数が多く、条件のよい案件は競争率が上がります。
エンジニアの開発経験とは
エンジニアの求人でよく見られる「開発経験」とは、システム開発のプロジェクトに加わった経験を指しています。
実装の経験のみのケースもありますが、システム開発全体の経験を求めているケースがほとんどです。
技術的な作業だけではなく、クライアントの要望を聞き取るところから経験しておくのがおすすめです。
作業のすべてを1人で完了させる
フリーランスエンジニアとして仕事をするには、クライアントへのヒアリングからシステムの運用保守までを1人でこなす必要があります。
フリーランスエンジニアは1人で仕事をすることが多く、一部の工程を他の人に頼むことができません。
同時進行で作業をこなす
フリーランスエンジニアになるためには、複数の案件を同時進行させるスキルが必要です。
なぜなら、フリーランスとして独立した後は案件の受注数が収入に直結するため、常に複数の依頼を抱える場面が多くなるからです。
また、クライアントとの付き合いを続けるために依頼を断れないケースもあるでしょう。
技術面だけではなく、進捗状況の把握やスケジュール管理を経験しておくことが大事です。
チームリーダーやマネージャーを経験する
会社員時代にチームリーダーやマネージャーを経験しておくと、管理能力や責任能力が身につきます。
代表的な立場でプロジェクトを進行することでプレッシャーにも強くなり、フリーランスとして独立した後も役立つでしょう。
実務経験年数の数え方
実務経験年数は、特定の業務を合計何年間経験したかで数えます。
数え方をわかりやすく表すと、以下のとおりです。
- プログラマー2年間+開発業務3年間=開発経験は3年
- 開発業務2年間=セールス業務1年間+開発業務2年間=開発経験は計4年
上記の例のほか、エンジニアの実務経験は言語を指定されることが多いです。
Rubyを使った開発だけを5年間経験したエンジニアがJavaやPHPの経験を問われた場合は、実務未経験となります。
求人の詳細は必ず確認しましょう。
フリーランスエンジニアの実務経験の積み方は?
フリーランスエンジニアの実務経験の積み方は、以下の3パターンがおすすめです。
エンジニアとして2~3年働いて実務経験を積む
エンジニアとして企業で2~3年働くと、さまざまな経験を積むことができます。
企業エンジニアとして働くには、以下の2つの方法があります。
- IT関連企業に就職/転職する
- 派遣エンジニアになる
企業で働くと同僚や先輩社員からの刺激を受けられるため、スキル向上のスピードが上がります。
エンジニアのアルバイトで実務経験を積む
エンジニアのアルバイトは正社員よりもハードルが低く、スキルが充分ではない人も採用される可能性があります。
また、休日・夜間のみという働き方のアルバイトも増えているため、本業と並行して働くこともできます。
一方、アルバイトエンジニアは簡単な業務しか任せてもらえないデメリットもあるので、働きながらスキルを学び続けなければなりません。
副業で実務経験を積む
フリーランスの副業でエンジニアを経験するのもおすすめです。
案件獲得の方法や1つの成果に対して報酬を得る体験は、フリーランスとして独立したときに役立つでしょう。
また、副業を通じてさまざまなクライアントと付き合うことで、業界内に知人が増えます。
人脈は、フリーランスにとって大きな財産です。
実務経験がないエンジニアがフリーランスになるために必要なこと
実務経験がないエンジニアがフリーランスになるためには、以下の3つが必要です。
1つのスキルを極める
開発業務は、複数の言語を1年ずつ経験するよりも特定の言語に集中して3年経験するほうがエンジニアとしての評価が高くなります。
なぜなら、クライアントがフリーランスに望むのは即戦力だからです。
広く浅い知識しか持っていないエンジニアよりも、狭くても深い知識を持っているエンジニアのほうが重宝されます。
エンジニアの仕事の流れを把握する
実務経験がなくても、仕事の流れを把握しておくのは大事です。
仕事の流れがわかるとそれぞれの工程に必要な時間をシミュレーションでき、スケジュールを組みやすくなるからです。
クライアントへのヒアリングからシステムの運用まで、開発業務に必要な全工程と動きを学んでおきましょう。
営業力や交渉力を身につける
フリーランスエンジニアにとって、営業力は仕事を獲得するうえで必須です。
企業から離れ、独立したら自分で仕事を獲得しなくてはなりません。
本職であるシステム開発だけでなく、クライアントと交渉を重ね、収入源を広げていく必要があるのです。
ただ、駆け出しのころは自力での営業は、非常にハードルが高いでしょう。
まとめ|フリーランスエンジニアになるなら実務経験1年以上が必要
フリーランスエンジニアを目指すなら、実務経験1年以上は必要です。
実務経験を積まずに独立しても、フリーランスエンジニアとして成功するのは難しいでしょう。
焦らずに実務経験を積むことは、エンジニアとしてのスキルアップになるだけではありません。
独立後の仕事受注経路の開拓や、独立資金を貯蓄できるメリットもあります。