ベンチャー企業おすすめランキング38選【2024年最新】これから伸びる就職におすすめな優良企業を厳選

ベンチャー企業おすすめランキング

ベンチャーってよく聞くけどどんな企業のこと?
どんな人がベンチャー企業に向いている?

最近は「スタートアップ企業」「ユニコーン企業」という言葉も出てきて、それぞれの定義が分からないという方も多いのではないでしょうか。

ベンチャー企業のメリット・デメリットや向いている人、おすすめ企業一覧など、ベンチャー企業についての疑問を解説していきます。

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そもそもベンチャー企業とは?

そもそもベンチャー企業とは?

「ベンチャー企業」という言葉は耳にするものの、どんな企業を指すのかよく分からないという方も多いでしょう。

そこで、ベンチャー企業の定義から解説していきます。

  1. ベンチャー企業の定義
  2. スタートアップ企業・ユニコーン企業の違い
  3. ベンチャー企業と中小企業の違い
  4. ベンチャー企業の平均売上 ​​

ベンチャー企業の定義

「ベンチャー」とは冒険を意味する英語「アドベンチャー(adventure)」から作られた造語です。

ベンチャー企業に明確な基準や定義はなく、一般的に既存のビジネスモデルを元に、独自のアイディアで新しいサービス・商品を提供する企業を指します。

設立からの年数がまだ比較的浅く、成長途中の企業を表すことが一般的です。

多くが中小規模の企業ですが、なかには「メガベンチャー」と呼ばれる大企業も含まれます。

スタートアップ企業・ユニコーン企業と何が違う?

スタートアップ企業・ユニコーン企業は以下のように定義されます。

  1. スタートアップ企業:既存のビジネスモデルを元にするベンチャーとは異なり、まったく新しいアイディアでサービス・商品を提供する企業のこと。短期間での急成長を目指している。
  2. ユニコーン企業:「評価額が10億ドルを超える、設立10年以内の未上場のベンチャー企業」という明確な基準が定められている。基準を満たす企業が少ないことから、珍しい動物にたとえて表されている。

どちらもスタートアップ企業のくくりに含まれますが、スタートアップ企業のなかでも珍しく、評価額が高い企業をユニコーン企業といいます。

ベンチャー企業と中小企業の違い

ベンチャー企業とは、新しいビジネスモデルを作り出し、事業をおこなう企業です。

一方、中小企業はすでにビジネスモデルが出来上がっており、会社の規模が大手企業ほど大きくはない企業を指します。

おもに、ベンチャー企業には以下4つの特徴があるとされていますが、ベンチャー企業も中小企業の仲間と捉えてもよいでしょう。

  1. 新しい分野で事業を開始する
  2. 事業に創造性や新規性がある
  3. 成長志向がある
  4. 企業からの期間がまだ短い

ベンチャー企業の平均売上

帝国データバンクが発表しているデータによると、ベンチャー企業の売上中央値は1.2億円とされています。

一方、平均売上は3.61億円であり、売り上げが高いベンチャー企業が数多く存在することがわかります。

ベンチャー企業の多くが売り上げで億を超えているため、事業困難である企業は少ないのも事実です。

ベンチャー企業の売り上げを上げ続けることは大変なため、いかにして事業戦略を練るかが求められます。

新卒必見!ベンチャー企業が求める人材や向いている人とは?

ベンチャー企業が求める人材

ベンチャー企業はどのような人材を求めているのかご紹介します。

ベンチャーに入社を希望している人は、自身の強みとマッチするか確認し、面接でアピールしましょう。

  1. 自発的に行動できる人
  2. 成長意欲がある人
  3. 諦めずに取り組める人
  4. 最新情報や世の中の動きに敏感な人
  5. 企業理念に共感できる人

自発的に行動できる人

ベンチャーには大手企業のような「人材を一から丁寧に育てる」という余裕がありません。

そのため、指示されたことをこなすのではなく、自発的に考えて行動できる人でなければいけません。

「誰かがやってくれる」と人任せにしがちな人は、ベンチャー企業のスピード感についていけない知れません。

成長意欲がある人

社員数が少ないベンチャー企業では、一人ひとりが果たす役割が大きくなります。

自分のできることを増やしたい、スキルを伸ばしたいという成長意欲が高い人は、結果的に会社の成長に貢献できる人です。

与えられた仕事をたんたんとこなしていきたい人は、ベンチャー企業には向いていません。

諦めずに取り組める人

発展途上のベンチャー企業ではでき上がった仕事をこなすのではなく、新しいことに挑戦していく必要があります。

そのため、スムーズにいかずやり方を模索しながら進めることも多いでしょう。

うまくいかないからといって諦めるのではなく、結果を出すまで挑戦し続けられる人がベンチャー企業に向いています。

最新情報や世の中の動きに敏感な人

ベンチャー企業は新しいことに挑戦しながら成長していくため、当たり前のことをやっていても仕方ありません。

世の中が何を求めているか、どんなことをすれば支持されるのか、敏感に察知して取り入れられるようアンテナを張る必要があります。

ニュースやSNSでトレンドや最新情報を常にチェックしておきましょう。

企業理念に共感できる人

「企業理念に共感できる」とはどの企業でも求められることですが、ベンチャーではとくに社員一丸となって会社の成長を目指す必要があります。

企業理念に共感できない人は周りの社員と同じ熱量で取り組むことができず、チームワークを乱す要因になるかも知れません。

その企業が何を大切にしていてどこを目指していくのかをチェックし、企業の一員として一緒に取り組むことをイメージしてみましょう。

メガベンチャーの年収ランキングは?

メガベンチャーの年収ランキングは?

高年収を狙いたいなら、ベンチャーのなかでも規模が大きく経営が安定しているメガベンチャーがおすすめです。

同業の経験がある転職組は、最初から高収入を狙うことも可能です。

なかでも平均年収が高い企業を10社ご紹介します。
  1. 1位:Zホールディングス株式会社(Zホールディングス)
  2. 2位:株式会社リクルート(リクルートホールディングス)
  3. 3位:株式会社メルカリ
  4. 4位:株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
  5. 5位:楽天グループ株式会社
  6. 6位:LINE株式会社(Zホールディングス)
  7. 7位:株式会社サイバーエージェント
  8. 8位:株式会社mixi
  9. 9位:グリー株式会社
  10. 10位:GMOインターネット株式会社

1位:Zホールディングス株式会社(Zホールディングス)

大手検索サイト「Yahoo!JAPAN」を中心に、メールやニュース・路線情報などのサービスを提供する企業です。

2019年より持株会社体制化し、従来の「ヤフー株式会社」は「Zホールディングス株式会社」へ商号変更しました。

平均年収 1,074万円
事業内容 通信・情報
(Yahoo!JAPAN・PayPay・メール・ニュースなど)
設立 1996年
※現在の形態は2019年〜
従業員数 281名(2022年8月時点)
平均年齢 42.9歳
平均勤続年数 10.6年

2位:株式会社リクルート(リクルートホールディングス)

就活支援サービス「リクナビ」を中心に、さまざまな紙・WEB媒体の広告サービスを提供している企業です。

自分で自由に決められる休暇が多く用意されており、年間休日が最大145日取得可能です。

働きやすさが大きな魅力でしょう。

平均年収 997万円
事業内容 採用支援・広告
(リクナビ・タウンワーク・ホットペッパー・じゃらんなど)
設立 2012年10月
※株式会社リクルートホールディングス設立時の分社化により設立
従業員数 17,327人(2022年4月1日時点 アルバイト・パート含)
平均年齢 38.9歳
平均勤続年数 8.3年

3位:株式会社メルカリ

フリマアプリ「メルカリ」を手がける企業です。

「メルカリ」の売上金をバーコード決済に利用できる「メルペイPay」のサービスも提供するほか、2023年よりビットコインの取引に利用できるサービスも開始予定です。

「メルカリ」を軸に、今後も周辺サービスの拡充が期待されます。

平均年収 920万円
事業内容 情報・通信
(フリマアプリメルカリ)
従業員数 1,060名(2022年8月時点)
設立 2013年2月
平均年齢 33.5歳
平均勤続年数 2.9年

4位:株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)

「ポケモンマスターズ」や「ファイナルファンタジー レコードキーパー」など、スマートフォンゲームを配信している企業です。

プロ野球チーム「横浜DeNAベイスターズ」をはじめとするプロチームも複数所有し、スポーツにも力を入れています。
平均年収 850万円
事業内容 ゲーム・ライブストリーミング・スポーツ
従業員数 1,264名
※2022年3月末時点
設立 1999年3月
平均年齢 36.8歳
平均勤続年数 5.5年

5位:楽天グループ株式会社

ECサイト「楽天市場」を中心に、クレジットカード・携帯電話・旅行・銀行といった生活全般のサービスを幅広く提供しています。

各サービス共通で利用できる「楽天ポイント」による顧客囲い込みで成功している企業です。

平均年収 774万円
事業内容 インターネットサービスを中心とした各種サービス
(楽天市場・楽天カード・楽天銀行・楽天モバイルなど)
従業員数 7744名
設立 1997年2月
平均年齢 34.3歳
平均勤続年数 4.7年

6位:LINE株式会社(Zホールディングス)

今やもっともメジャーな連絡ツール「LINE」を提供する企業です。

「LINEモバイル」「LINE MUSIC」「LINE Pay」といった事業も手がけています。

ヤフー株式会社を中心とする「Zホールディングス」との経営統合をし、今後さらなる発展が期待されます。

平均年収 770万円
事業内容 インターネット関連
(LINE・LINE MUSIC・LINE Pay・LINE NEWSなど)
従業員数 2,900名(2022年4月時点)
設立 2000年
※現在の形態は2019年12月〜
平均年齢 34.5歳
平均勤続年数

7位:株式会社サイバーエージェント

国内最大規模のブログサービス「Ameba(アメブロ)」を提供する企業です。

2016年よりテレビ朝日と共同出資したサービス「ABEMA TV」の提供を開始し、オリジナル番組の配信もおこなっています。

平均年収 733万円
事業内容 メディア・インターネット広告・ゲーム
従業員数 1702名(2021年6月時点)
設立 1998年3月
平均年齢 33.2歳
平均勤続年数 6年

8位:株式会社mixi

2004年に開始したSNS「mixi」を運営する企業です。

スポーツ事業にも力を入れていて、プロバスケットチーム「千葉ジェッツふなばし」・J1リーグサッカーチーム「FC東京」のスポンサーを務めるほか、アスリート支援をおこなっています。

現在はヒットゲーム「モンスターストライク」を中心とするデジタルエンターテインメント事業が売り上げの8割を占めています。
平均年収 711万円
事業内容 スポーツ・ライフスタイル・デジタルエンターテインメント
従業員数 1,452名(連結・正社員のみ)
※2022年3月末時点
設立 1999年6月
平均年齢 35.6歳
平均勤続年数 4.3年

9位:グリー株式会社

SNSの先駆けである「GREE」のサービス提供からはじまり、世界初のモバイルソーシャルゲーム「釣り★スタ」を開発するなど、モバイルサービスを牽引してきた企業です。

現在はソーシャルゲームを中心に、メタバースやDX事業を手がけています。

2022年冬には新たにマンガプラットフォームサービスをリリース予定で、今後も新たな事業展開が期待されます。

平均年収 638万円
事業内容 情報・通信(ゲーム・アニメ・メタバースなど)
従業員数 1,616名(グループ全体・2022年6月末時点)
設立 2004年12月
平均年齢 38.3歳
平均勤続年数 5.7年

10位:GMOインターネット株式会社

ドメインやクラウドの提供から仮想通貨事業まで、インターネット関連のサービスを幅広く提供している企業です。

福利厚生の充実にも力を入れており、「マッサージ&おひるね GMO Bali Relax」では格安でマッサージサービスを受けてリラックスすることが可能です。

新卒入社から2年間は年収710万円を確約する『No.1&STEAM人財採用~新卒年収710万円プログラム~』を取り入れるなど、優秀な人材の確保にも力を入れています。

平均年収 638万円
事業内容 インターネットインフラ・インターネット広告・メディア
・インターネット金融・暗号資産(仮想通貨)
従業員数 7,133名(社員 6,018名 / 臨時従業員 738名)
※2022年6月末日時点 グループ合計
設立 1991年5月
平均年齢 35.1歳
平均勤続年数 5,6年

ベンチャー企業の売上ランキング

ベンチャー企業の売上ランキング

売り上げの高いベンチャー企業は今後の成長も期待できます。

とくに、売り上げが高いベンチャー企業について確認しましょう。

  1. 1位:株式会社リクルート
  2. 2位:楽天グループ株式会社
  3. 3位:株式会社サイバーエージェント
  4. 4位:ヤフー株式会社
  5. 5位:合同会社DMM.com

1位:株式会社リクルート

株式会社リクルートは、人材業やメディアの運営をおこなっており、国内全体企業のなかでもトップの売り上げを誇る企業です。

設立年は1960年と長いですが、今もかわらずさまざまな事業を展開しており、ベンチャー気質にあふれる会社といえるでしょう。
平均年収 712万円
事業内容 人材業
従業員数 51,757人
設立 1960年
平均年齢 38.9歳
平均勤続年数 6.3年

2位:楽天グループ株式会社

売上高が約1兆を超える楽天グループは、ECサイトや金融業、通信業などさまざまな事業を展開しています。

楽天は生活に溶け込む事業で成功しており、今ではベンチャーに限らず多くの企業のなかでも売り上げの高い会社として有名です。

しかし、近年は楽天モバイルの売り上げが下がっており、赤字が続いています。

2023年には黒字化を見込んでいるのも事実なため、今後もさまざまな事業を期待できるでしょう。

平均年収 774万円
事業内容 金融、通信業、ECサイト
従業員数 28,261人
設立 1997年
平均年齢 33.7歳
平均勤続年数 4.7年

3位:株式会社サイバーエージェント

インターネット広告最大手の会社といえるサイバーエージェントは、売上高が6億円を超えています。

ネット広告以外にもグランブルーファンタジーやウマ娘などのスマートフォンゲームでも売り上げを伸ばしており、多くの事業に積極的です。

メディア事業、広告、ゲーム事業と大きな柱で今後も期待できる企業といえるでしょう。

平均年収 771万円
事業内容 インターネット広告、ゲーム
従業員数 5,944人
設立 1998年
平均年齢 34.1歳
平均勤続年数 6.3年

4位:ヤフー株式会社

売上高は4億を超えるベンチャー企業として知られているヤフー株式会社は、2019年にLINEやZOZOと営業統合をしました。

現在はZホールディングスの傘下企業の1つとなっています。

インターネット検索だけではなく、さまざまな事業を展開する企業として期待されています。
平均年収 645万円
事業内容 インターネット検索サービス
従業員数 12,874人
設立 1994年
平均年齢 42.9歳
平均勤続年数 6.8年

5位:合同会社DMM.com

ビデオ通販や動画配信サービスで知られているDMM.comは、売り上げ高が3億をこえる有名企業です。

優良ベンチャー企業の多くがさまざまな事業を展開していますが、DMM.comはそのなかでもずば抜けており、18領域60事業以上の事業を展開しています。

今後もさまざまな事業を拡げていくと考えられるため、期待できる企業です。

平均年収 511万
事業内容 ビデオ通販、動画配信
従業員数 4,407人
設立 1999年
平均年齢 33.4歳
平均勤続年数 記載なし

世界のベンチャー企業ランキングは?

世界のベンチャー企業ランキング

世界には数多くのベンチャー企業が存在しています。

とくに1位から5位までの売り上げが高いベンチャー企業は、以下のとおりです。

順位 企業名
1位 ByteDance
2位 SpaceX
3位 SHEIN
4位 Stripe
5位 Canva

近年、通販サービスであるSHEINやインターネットサービスのCanvaなどのサービスが人気です。

今後、ますます多くのベンチャー企業がトップ入りを果たしていくと考えられます。

東京のベンチャー企業ランキングは?

東京には数多くのベンチャー企業が存在しており、なかでも優良企業といわれているのは以下の表のとおりです。

順位 企業名
1位 クラウドエース
2位 SideKicks
3位 one net
4位 kanata
5位 Skyfall

ベンチャー企業は自分の裁量で働けたり、福利厚生が充実していたりなど企業によって特徴があります。

東京だけではなく全国各地にベンチャー企業は存在するため、自分に合っている企業を選びましょう。

ベンチャー企業のおすすめランキングは?時価総額一覧

ベンチャー企業のおすすめランキングは?

ベンチャー企業のなかでも安定性・将来性を重視して企業を選びたい方は、「時価総額」に注目しましょう。

時価総額は「株価×発行済株式数」で計算され、その企業の規模を示すものです。

時価総額の高いベンチャー企業を5社ご紹介します。

  1. 1位:株式会社Preferred Networks
  2. 2位:スマートニュース
  3. 3位:株式会社クリーンプラネット
  4. 4位:株式会社TBM
  5. 5位:Spiber株式会社

1位:株式会社Preferred Networks

深層学習やロボティクスなどの先端技術を実用化することを目指し、ディープラーニングの研究やロボット開発などをおこなう企業です。

交通システム、製造業、バイオ・ヘルスケアの3つの事業を中心にさまざまな分野に応用しており、トヨタ自動車、ファナック、国立がん研究センターなどとも共同で開発を進めています。
時価総額 3539億6100万円(2022年8月時点)
事業内容 AI開発
設立 2014年3月

2位:スマートニュース

ニュースアプリ「SmartNews」の開発・運営を手がける企業です。

アプリは世界中で5,000万以上ダウンロードされており、Googleのベストアプリ2020/2013、Appleのベストアプリ2013を受賞するなど高く評価されています。

時価総額 2004億600万円(2022年7月時点)
事業内容 スマートフォンアプリケーションの開発・運営
設立 2012年6月

3位:株式会社クリーンプラネット

東日本大震災をきっかけに、「GX=グリーントランスフォーメーション」の重要性を感じ、2012年に設立された企業です。

2015年からは東北大学と共同で設立した同大学電子光理学研究センターを拠点とし、太陽光や風力と並ぶ新たなエネルギー源である「量子水素エネルギー」の研究をおこなっています。

時価総額 1457億5500万円(2022年8月時点)
事業内容 クリーンエネルギー研究
設立 2012年9月

4位:株式会社TBM

石灰石を主原料とする新素材「LIMEX(ライメックス)」を開発・製造・販売する企業です。

「LIMEX」はプラスチックや紙の代替品として、名刺やメニュー表などさまざまなところで使用されており、2014年には国内特許を取得しました。
時価総額 1336億9600万円(2022年7月時点)
事業内容 LIMEX(ライメックス)開発
設立 2011年8月

5位:Spiber株式会社

植物由来のバイオマスを主原料とする構造タンパク質素材「Brewed Protein」を開発する企業です。

医療用材料や樹脂材料、次世代軽量複合材料への添加剤などさまざまな用途で使用されています。

今後はアメリカでの生産拡大を予定しています。

時価総額 1457億4100万円(2022年4月時点)
事業内容 構造タンパク質素材「Brewed Protein」の開発
設立 2007年9月

ITベンチャー企業のおすすめは?新卒採用あり

ITベンチャー企業のおすすめは?

ベンチャーというと、なかでも多いのがIT業界の企業です。

各分野でIT化が進むなかで新しい技術やサービスが開発され、今後の成長も期待できます。

ベンチャーは即戦力となる転職組の採用をメインにしている企業も多いですが、そのなかでも新卒採用をおこなっている企業を3社ご紹介します。

学生向けにインターンシップを開催している企業もあるので、気になる企業はチェックしてみてください。
  1. アンカー株式会社
  2. 株式会社アカツキ
  3. 株式会社クラウドワークス

アンカー株式会社

大阪に本社を置き、設立以来4期連続200%成長という急成長を遂げている企業です。

1期生として2023年卒より新卒採用をスタートさせました。

事業内容 デジタルマーケティング事業
募集職種 Webマーケター
設立 2016年7月
従業員数 15名(2022年8月時点)

株式会社アカツキ

EXILE TRIBEや欅坂46・日向坂46といったアーティストとコラボレーションした商品のほか、さまざまなゲームアプリを手がける企業です。

新卒採用も積極的におこなっており、大卒であれば初年度年収400万円以上が可能なのも魅力です。

事業内容 モバイルゲーム・アニメーション
募集職種 プロデューサー、エンジニア、ゲームプランナー
設立 2010年6月
従業員数 313名(2022年8月時点)

株式会社クラウドワークス

インターネット上で仕事の受発注ができるクラウドソーシングサービスを提供している企業です。

近年の副業やフリーランスの増加により、売上を伸ばしています。

新卒入社3年目の社員を子会社の社長に抜擢した実績もあり、若手が活躍できる環境が整っています。
事業内容 クラウドソーシング
設立 2011年11月
従業員数 279名(2022年8月時点)

急成長しているベンチャー企業ランキングは?

急成長しているベンチャー企業ランキングは?

急成長しているベンチャー企業は、以下のとおりです。

ベンチャー企業は数も多いため、ベンチャー企業に就職したいと考えていてもどこに入社すればよいのかわからない人もいます。

急成長しているベンチャー企業はこの先も多くの事業展開が期待できるため、おすすめです。

  1. 1位:ピクシーダストテクノロジーズ
  2. 2位:リクリエ
  3. 3位:AI inside
  4. 4位:ヤマップ
  5. 5位:ハーチ

1位:ピクシーダストテクノロジーズ

ピクシーダストテクノロジーズは、筑波大学発のスタートアップ企業であり、筑波大学准教授の落合陽一氏がCEOを務めています。

視覚や触覚を利用したシステム開発をおこなっており、新型コロナ感染拡大の際には、感染リスクを抑えることにも貢献しました。

ほかにも、難聴者が口頭で内容を視覚化できるためのシステムを開発しており、よりよい社会にするべく奮闘しています。

事業内容 システム開発
設立 2017年
従業員数 60名

2位:リクリエ

ホテルに関するコンサルティングをおこなっている会社であり、たとえばホテルのチェックインを無人化するシステムなどを開発しています。

省人化は、対人でのかかわりがなくなり顧客も楽に使えるところがメリットです。

急成長しているベンチャー企業の多くは、市民が楽になるシステムを開発している特徴があるため、興味のある方は探してみましょう。
事業内容 ホテルのコンサルティング
設立 2016年2月
従業員数 71名

3位:AI inside

近年注目されているAIに関する事業を展開している企業です。

書類を読みとり、文字をデータ化するなどの電子化を進めるためのシステムを開発しています。

近年、アナログから脱却するためにデジタル化が推進されていることもあり、AIに関する事業は急成長しています。

成長しているベンチャー企業に入社したい場合は、AIに関する企業に興味を持つのもおすすめです。

事業内容 AIに関する事業
設立 2015年
従業員数 139名

4位:ヤマップ

登山アウトドア向けサービスを展開している会社です。

メディアやアプリ、アウトドア事業など山に関する事業を多数展開しています。

ターゲットを1つに絞ることで、固定の顧客もつきやすいメリットもあるため、今後の成長も期待できるでしょう。
事業内容 山に関するアウトドア事業
設立 2013年
従業員数 100名

5位:ハーチ

ハーチは、Webメディアを多く開発している企業で、さまざまな領域で展開しています。

たとえば、金融やライフスタイル、旅行、ビジネスなど多くの人をターゲットとした事業展開が特徴です。

デジタル化が常となりつつある現代では、webメディアは今後も成長するジャンルのため、これからの事業の成長も期待できます。

事業内容 ウェブメディア
設立 2015年12月
従業員数 31名

ベンチャー企業は何がいいの?

ベンチャー企業は何がいいの?

ベンチャー企業には、働く人にとってどのような魅力があるのかを解説します。

  1. 若いうちからさまざまな仕事に挑戦できる
  2. 年功序列ではなく成果を評価される
  3. 経営者との距離が近い
  4. 企業の成長を間近で見れる

若いうちからさまざまな仕事に挑戦できる

ベンチャー企業は社員数が少ないため、一人ひとりが担当する仕事の幅が広くなります

そのため、大企業では入社後数年経たないと経験できない仕事を、ベンチャーでは入社間もないうちから任せてもらえるケースも珍しくありません。

やることが多く大変かも知れませんが、その分さまざまな経験を積むことができ成長スピードが早くなります。

年功序列ではなく成果を評価される

ベンチャー企業には年齢・経験に応じて役職や年収が上がる年功序列制ではなく、完全成果主義の企業が多いのが特徴です。

年齢や学歴・経験などは一切関係なく、その企業でどのような成果をあげているかがそのまま評価されます

そのため、自身のモチベーションにもつながり成長スピードが早い傾向にあります。

経営者との距離が近い

ベンチャーは比較的規模が小さな企業が多いため、経営者や役員のすぐそばで働くことができます。

10人に満たない企業もあり、社員全員が同じフロアで働くという環境も珍しくありません。

そのため、経営陣の持つ仕事のノウハウや考え方を直接吸収することが可能です。

企業の成長を間近で見れる

ベンチャーの多くがまだまだこれからという成長過程にある企業です。

設立間もない小さな企業が事業を拡大させて成長していく様子を肌で感じながら働くというのは、なかなか経験できることではありません。

とくに自分で起業したい方や経営に携わりたい方にとっては、非常に有益な経験になるでしょう。

上場してるベンチャー企業の一覧

上場してるベンチャー企業の一覧

上場しているベンチャー企業には、以下の企業があります。

  • 株式会社アズ企画設計
  • 株式会社エスプール
  • 株式会社ヘッドウォータース
  • 株式会社ピアズ
  • 楽天グループ株式会社
  • 株式会社メルカリ
  • クックパッド

企業は上場することで知名度を上げることができ、資金の調達も可能なため今後の成長に期待できます。

ベンチャー企業で働きたいと考えている場合は、上場している企業を探すのもおすすめです。

意外と狙い目なミドルベンチャーランキング

意外と狙い目なミドルベンチャーランキング

ベンチャー企業は、シード、アーリー、ミドル、レイターと4つの成長段階に分けて説明することができます。

とくにミドルは、ある程度事業も売り上げも安定しており、今後ますます事業が拡大していくと予想されている企業です。

企業規模でいうと、100~1,000人程度の企業であり、狙い目な企業も多く存在します。

以下の企業がミドルベンチャー企業と呼ばれているため、ベンチャー企業に就職したい人は一度見てみるのもおすすめです。
順位 企業名 年収
1位 エムスリー 870万円
2位 メルカリ 821万円
3位 アカツキ 779万円
4位 GREE 759万円
5位 LINE 770万円

ベンチャー企業はどうやって見つける?

ベンチャー企業はどうやって見つける?

ベンチャー企業を見つける際は、以下3つの方法があります。

  1. 就活エージェントを利用する
  2. 求人サイトで探す
  3. スカウトしてもらう

就活エージェントを利用する

就活エージェントを利用することで、ベンチャー企業が見つけやすくなります。

エージェントは就活の市場や業界の情報に詳しいため、「ベンチャー企業を希望している」と伝えることで多くのベンチャー企業を紹介してくれるでしょう。

さまざまな業界にベンチャー企業は存在しており、数も増えているためエージェントも紹介しやすくなるメリットもあります。

ベンチャー企業の定義に詳しくなくても、就活エージェントに頼ればよいため安心です。

求人サイトで探す

求人サイトのなかには、企業規模や種類を選んで求人を探すこともできるものも多いです。

人手不足のベンチャー企業も多いため、求人サイトでも見つかりやすい傾向にあります。

しかし、就活エージェントを利用するほうが多くのベンチャー企業が見つかりやすいのも事実です。

自分のペースで探したい方は、求人サイトで探すのもよいでしょう。

スカウトしてもらう

求人サイトの機能には企業からスカウトされるものもあります。

スカウト機能を利用することで、ベンチャー企業に注目してもらう方法もよいです。

必ずしもベンチャー企業にスカウトされるわけではないため、スカウトしてもらうためには職務経歴書や志望業界や企業などを詳細に書くことが大切となります。

ベンチャー企業への転職必勝法

ベンチャー企業への転職必勝法

ベンチャー企業へ転職するためには、以下3つを大切にしてください。

  1. キャリアプランを具体的に考える
  2. 優良ベンチャー企業なのか見極める
  3. 自分のスキルが活かせるかどうか考える

キャリアプランを具体的に考える

たとえば、3年後はどんな人間に成長していたいのか、会社のなかでどのような立ち位置で働きたいのかなど、キャリアプランを具体的に考えた上で転職しましょう。

ベンチャー企業は、通常の企業とは異なり自分の裁量で仕事を進める必要があります。

また、仕事のスピード感も求められるため、具体的にキャリアプランを考えられている人であれば、ベンチャー企業のようなスピード感のある会社でも働けるだろうと思ってもらいやすいです。

ベンチャー企業へ転職するためには、キャリアプランを具体的に考えることが大切となります。

優良ベンチャー企業なのか見極める

ベンチャー企業に転職する際は、ブラック企業ではない優良ベンチャー企業なのかどうかを見極めましょう

ベンチャー企業はスピード感が大切な企業のため、なかにはブラック企業とよばれる企業も多いです。

ベンチャー企業で楽しく働くためにも、目指している企業が優良かどうかを確認しましょう。

たとえば、以下のポイントを確認することが大切です。

  • 平均残業時間
  • 有給休暇の取得率
  • 離職率
  • 給料

自分のスキルが活かせるかどうか考える

ベンチャー企業への転職を成功させるためには、自分のスキルを活かせる職場かどうか見極めることも重要です。

ベンチャー企業は即戦力となる人物を求めているため、スキルを持っているのであれば、活かせられる企業を探しましょう。

自分のスキルが活かせれば働きやすく、企業側にも重宝されます。

ベンチャー企業からすぐに内定を取るには?

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・履歴書の添削
・企業紹介
・面接対策

ベンチャー企業のメリット

ベンチャー企業のメリット

ベンチャー企業には以下5つのメリットがあります。

  1. 自分の裁量で仕事ができる
  2. 達成感がある
  3. 自分の成長が会社の成長に繋がる
  4. 新しい分野への挑戦ができる
  5. 面白いベンチャー企業もたくさんある

自分の裁量で仕事ができる

ベンチャー企業の多くは自由な働き方を尊重されているため、自分の裁量で仕事ができます。

自分のペースで仕事を進めることができるため、ストレスを感じにくく、働きやすいところが魅力です。

しかし、ベンチャー企業は結果を出すことが求められるため、自分の裁量で仕事を進められるとしても、必ず終わらせる責任感も必要となります。

タイムマネジメントができる人であれば、自分の裁量で仕事も進めやすいためおすすめです。

達成感がある

ベンチャー企業は結果が第一のため、結果が出たときの達成感は大きいです。

周囲の仲間と達成感を共有することもできるため、やりがいもあります。

達成感を味わうことで仕事へのモチベーションもあがるため、仕事へのやる気がある人におすすめです。

自分の成長が会社の成長に繋がる

ベンチャー企業は、従業員一人ひとりの成果が事業の売り上げに繋がります

そのため、自分自身が成長することで会社も成長するため、他人事ではなく私事として仕事に向き合うことが可能です。

自分が成長しても会社の成長につながらないのであれば、自己研磨する必要性も感じず、モチベーションも下がるでしょう。

スキルアップすることで会社が成長するのであれば、仕事へのモチベーションも上がります。

新しい分野への挑戦ができる

ベンチャー企業は、さまざまな事業を展開しているため、新しい分野への挑戦も可能です。

通常の企業では、リスクのあることはしないように管理されています。

しかし、ベンチャー企業は事業を成長させることが優先されるため、従業員一人ひとりの挑戦が重要です。

そのため、新しいことに挑戦したいと考えている人は、ベンチャー企業がおすすめとなります。

面白いベンチャー企業もたくさんある

ベンチャー企業は数も多く、おもしろい事業を展開している企業も多いです。

さまざまな事業に関わる機会も多く、毎日同じことの繰り返しにもなりません。

ルーティンワークが苦手な方こそ、ベンチャー企業は面白いと感じやすくおすすめです。

ベンチャー企業のデメリット

ベンチャー企業のデメリット

ベンチャー企業で働く上で大変なこと、デメリットをご紹介します。

  1. 定期的な昇給がない
  2. 福利厚生が整っていない
  3. ハードワークの可能性も

定期的な昇給がない

大手企業では勤続年数に応じて定期的に昇給がある企業も多いですが、ベンチャーではそうはいきません。

成果主義の企業では、成果をあげている人はその分給料に反映されるため、同時期に入社した社員だとしても大きく差が開いてしまう可能性があります。

また、まだ業績が安定していない企業であれば財政的な余力がなく、ほぼ昇給がないケースもあります。

福利厚生が整っていない

まだ設立間もなく従業員数も少ないベンチャーでは、福利厚生が整っていない企業も多いです。

発展途上のベンチャー企業は会社を成長させることに注力せざるを得ないため、資金も労力も福利厚生に充てる余力がないのが現実です。

企業の成長にともない充実していく可能性はありますが、福利厚生を重視したい方は大手企業に就職することをおすすめします。

ハードワークの可能性も

従業員数が少ないベンチャー企業では、一人当たりの業務量が多くなりハードワークとなる恐れがあります。

とくに急成長を遂げている企業では、事業規模に従業員の人数やスキルが追いつきません。

会社や自身が成長するための成長痛と捉えて前向きに取り組める人はよいですが、プライベートを重視する人には向かないかも知れません。

ベンチャーはきつい?ホワイト企業の探し方

ベンチャーのホワイト企業

ベンチャー企業はきついというイメージを持たれがちですが、必ずしもそうとは限りません。

ベンチャーのなかでもホワイト企業を見極めるポイントをご紹介します。

  1. 公表されているデータをチェック
  2. 福利厚生をチェック
  3. 外部の評価基準をチェック

公表されているデータをチェック

求人を出している企業は求人票と併せて下記のデータが公表されている場合があるので、チェックしてみましょう。

  • 時間外労働時間
  • 有給取得率
  • 産休・育休取得率

プライベートの時間を重視したい方は、これらのデータを参考にしてみてください。

ただし、産休・育休に関しては、まだ若い会社の場合は対象者がいないだけの場合もあります。

実績がないからといって、取得できる環境でないとは限りません。

福利厚生をチェック

各種保険(健康保険・労災保険・厚生年金)や健康診断、通勤手当や住宅手当といった基本的な部分はしっかりとチェックしましょう。

加えて、ベンチャー企業には柔軟な働き方や珍しい福利厚生が用意されていることもあります。

マッサージを受けられる、食事やドリンクが用意されている、社内行事が充実しているなどの福利厚生があると会社に行くのが楽しみになるかも知れません。

外部の評価基準をチェック

企業の優良性を判断する材料のひとつとして、政府・各自治体や民間団体によるさまざまな認定制度があります。

  • ホワイト企業認定(一般財団法人日本次世代企業普及機構)
  • 健康経営銘柄(経済産業省)
  • グッドキャリアプロジェクト(厚生労働省)
  • くるみん/プラチナくるみん/トライくるみん(厚生労働省)

ベンチャーはまだ設立から浅く会社として制度を整えられていないため、認定を受けている企業は少ないです。

それにもかかわらずこの認定を受けている企業は、その分野にかなり力を入れているとも言えます。

ベンチャー企業も幅広い!自分に合った会社を探そう

一言で「ベンチャー」と言っても、企業規模も手がける事業もさまざまです。

「ベンチャーかどうか」というくくりにこだわりすぎず、さまざまな面から見て自分に合う企業を見つけてください。

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