【令和6年】アパレル業界のホワイト企業ランキング!働くやすい会社はどこ?

アパレル業界のホワイト企業一覧

アパレル業界に入るのはもったいないと言われるけどなぜ?

ホワイトなアパレル企業はある?

福利厚生が整っていて働きやすいアパレル企業はどこ?

日常生活に欠かせないアパレル業界ですが、新卒の入社先としてはこのような不安を抱えている就活生も多いのではないでしょうか?

華やかな印象がある一方で、ブラックなイメージも持たれやすい業界のひとつです。

この記事ではホワイト企業の特徴を解説したうえで、平均勤続年数や企業規模のデータをもとにホワイト企業を紹介します。

アパレル業界に興味のある就活生は参考にしてください。

アパレル業界のホワイト企業ランキング

ホワイト企業ランキング

平均勤続年数の長い企業をランキング形式で紹介します。

監修)江波戸
「働きやすい」の定義は人それぞれですが、平均勤続年数が長いことは多くの従業員が働きやすいと感じている証拠です。

企業の特徴や平均年収や残業時間も併せて紹介するので、重視したい点をチェックしましょう。

  1. 1位:株式会社銀座山形屋
  2. 2位:株式会社ダイドーリミテッド
  3. 3位:株式会社リーガルコーポレーション
  4. 4位:株式会社オンワードホールディングス
  5. 5位:ゼット株式会社
  6. 6位:株式会社ワコールホールディングス
  7. 7位:株式会社ルックホールディングス
  8. 8位:グンゼ株式会社
  9. 9位:株式会社ナイガイ
  10. 10位:株式会社シャルレ

まずは、アパレル業界のホワイト企業ランキングを簡単に比較できるように表でまとめてみました!

順位 企業名 説明 平均勤続年数 平均年齢 平均年収 平均残業時間 平均有給休暇取得日数 企業ホームページ
1位 株式会社銀座山形屋 明治40年に銀座で創業した老舗テーラー。3つのオーダーメイドスーツブランドを展開。 29.0年 55.4歳 371.7万円 非公開 非公開 ホームページ
2位 株式会社ダイドーリミテッド 「NEWYORKER」をメインブランドとするアパレルメーカー。中国に工場と店舗を持ち、世界レベルの品質を誇る。 25.0年 53.0歳 592.7万円 非公開 非公開 ホームページ
3位 株式会社リーガルコーポレーション ビジネスシューズ「REGAL」ブランドの老舗メーカー。研修制度「リーガルカレッジ」やカムバック採用制度を設けている。 20.8年 46.1歳 449万円 非公開 非公開 ホームページ
4位 株式会社オンワードホールディングス 「23区」「ICB」などのブランドを展開する大手アパレル企業。働き方改革プロジェクトを進め、労働環境の改善に取り組む。 20.9年 45.8歳 560.9万円 6.9時間 8.4日 ホームページ
5位 ゼット株式会社 スポーツ・アウトドア用品ブランド「ZETT」「CONVERSE」などを展開。スポーツや健康に関する福利厚生が充実。 19.8年 46.0歳 554.3万円 14.5時間 4.1日 ホームページ
6位 株式会社ワコールホールディングス 下着メーカー「ピーチ・ジョン」「AMPHI」など複数ブランドを展開。自己啓発活動や配偶者の転勤に伴う休職が可能。 29.0年 55.4歳 371.7万円 3.0時間 14.3日 ホームページ
7位 株式会社ルックホールディングス 海外ブランド「IL BISONTE」「Marimekko」などの輸入販売を手がけるグローバル企業。福利厚生が充実。 21.6年 48.2歳 603.1万円 非公開 非公開 ホームページ
8位 グンゼ株式会社 メンズインナー「BODY WILD」、レディースインナー「KIREILABO」などを展開。電子機器や化学製品も開発・製造。 20.2年 43.7歳 595.2万円 5.2時間 12.8日 ホームページ
9位 株式会社ナイガイ 靴下メーカー「ナイガイ」。複数の海外ブランドのライセンスを取得し、靴下を製造。 17.9年 46.7歳 461.2万円 非公開 非公開 ホームページ
10位 株式会社シャルレ レディースインナーを主軸に、化粧品や健康食品を開発・販売。個人事業主としてシャルレの商品を販売する「メイト」制度を採用。 19.4年 45.5歳 579.6万円 3.5時間 10.8日 ホームページ

1位:株式会社銀座山形屋

1位:株式会社銀座山形屋

明治40年に銀座で創業し、100年以上の歴史を持つ老舗テーラーです。

「GINZA YAMAGATAYA」を主軸に、3つのオーダーメイドスーツブランドを手がけています。

平均勤続年数は30年近く、入社したら定年まで働き続けることも難しくないでしょう。

平均勤続年数 29.0年
平均年齢 55.4歳
平均年収 371.7万円
平均残業時間 非公開

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2位:株式会社ダイドーリミテッド

株式会社ダイドーリミテッド

上質なベーシックアイテムを取り扱う「NEWYORKER」をメインブランドとするアパレルメーカーです。

グループ会社で生地の製造から手がけ、ショッピングセンター店舗の賃貸を扱う不動産業もおこなうなど幅広く事業を展開しています。

また、中国に工場と店舗を持ち欧米高級ブランドにも商品を卸すなど、世界レベルの品質を誇ります

平均勤続年数 25.0年
平均年齢 53.0歳
平均年収 592.7万円
平均残業時間 非公開
平均有給休暇取得日数 非公開

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3位:株式会社リーガルコーポレーション

株式会社リーガルコーポレーション

ビジネスシューズをメインとする「REGAL」ブランドを手がける老舗メーカーです。

店舗スタッフを対象とした研修制度「リーガルカレッジ」を設け、2年以上にわたって知識と技術、人間力の向上を学び靴のプロフェッショナルを目指します。

やむを得ない事情で退職した社員が再就職できるカムバック採用制度を設け、ライフステージに合わせた働き方が可能です。

平均勤続年数 20.8年
平均年齢 46.1歳
平均年収 449万円
平均残業時間 非公開
平均有給休暇取得日数 非公開

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4位:株式会社オンワードホールディングス

株式会社オンワードホールディングス

「23区」「ICB」といった百貨店ブランドを主軸に、ショッピングモールには「any SiS」「any FAM」などを出店しています。

「売上高ランキング」でも6位にランクインしている大手企業で、実際に各ブランドの運営をおこなっているのはホールディングス内の子会社です。

その1社である「株式会社オンワード樫山」では2019年より「働き方デザインプロジェクト」を始動させ、残業時間削減や有休取得率増加といった成果をあげています。

平均勤続年数 20.9年
平均年齢 45.8歳
平均年収 560.9万円
平均残業時間 6.9時間
平均有給休暇取得日数 8.4日

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5位:ゼット株式会社

ゼット株式会社

ベースボール&ソフトボール「ZETT」を主軸に、バスケットボールウエア「CONVERSE」やアウトドア用品「Canadian East」など、スポーツ・アウトドア用品のブランドを多数手がける企業です。

社員の子どもがスポーツで成績をあげた際に表彰と報奨金授与をおこなう「スポチュニティ表彰制度」や、健康やメンタルヘルスに関して専門家に相談できる制度など、スポーツや健康に関する福利厚生が充実しています。

平均勤続年数 19.8年
平均年齢 46.0歳
平均年収 554.3万円
平均残業時間 14.5時間
平均有給休暇取得日数 4.1日

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6位:株式会社ワコールホールディングス

株式会社ワコールホールディングス

「ピーチ・ジョン」「AMPHI」「une nana cool」など、コンセプトやターゲットの異なる複数のブランドを展開する下着メーカーです。

「売上高ランキング」でも4位にランクインし、下着メーカーとしては国内トップシェアを誇ります。

自己啓発活動(ボランティア、留学など)や配偶者の転勤に伴う休職が可能で、幅広いキャリア選択ができます。

平均勤続年数 29.0年
平均年齢 55.4歳
平均年収 371.7万円
平均残業時間 3.0時間
平均有給休暇取得日数 14.3日

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7位:株式会社ルックホールディングス

株式会社ルックホールディングス

「IL BISONTE」「Marimekko」「Reppeto」「A.P.C」など人気海外ブランドの輸入や販売を手がけ、韓国・中国・イタリアにも子会社をもつグローバル企業です。

ルックグループとして、総合職と販売職の採用をおこなっています。

共済会(休業援助共済、医療共済など)や従業員持株会、販売スタッフの表彰制度などの福利厚生があり、働けなくなった場合の備えや資産形成のサポートを受けることが可能です。

平均勤続年数 21.6年
平均年齢 48.2歳
平均年収 603.1万円
平均残業時間 非公開
平均有給休暇取得日数 非公開

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8位:グンゼ株式会社

8位:グンゼ株式会社

メンズインナーブランド「BODY WILD」を主軸に、レディースインナー「KIREILABO」「Tuche」などコンセプトの異なる複数のインナー、レッグ、ルームウェアブランドを展開するメーカーです。

また、タッチパネルやプラスチックフィルムなど日常生活に欠かせない電子機器や化学製品も開発・製造し、アパレルのみならず幅広い分野に携わり研究職の求人もあります

福利厚生として、独身寮や社宅の提供、グンゼスポーツ施設の利用割引といった生活支援を受けることが可能です。

平均勤続年数 20.2年
平均年齢 43.7歳
平均年収 595.2万円
平均残業時間 5.2時間
平均有給休暇取得日数 12.8日

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9位:株式会社ナイガイ

株式会社ナイガイ

「ナイガイ」ブランドの靴下を主軸として、パジャマ、ホームウェア、エプロンなどを製造するメーカーです。

「TOMMY HILFIGER」「JILLSTUART」「EMPORIO ARMANI」など複数の海外ブランドのライセンスを得て、靴下の製造もおこなっています。

企業としての認知度は高くありませんが、2020年に100周年を迎えた老舗で、海外にも複数の子会社をもつなど広く事業を展開する企業です。

平均勤続年数 17.9年
平均年齢 46.7歳
平均年収 461.2万円
平均残業時間 非公開
平均有給休暇取得日数 非公開

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10位:株式会社シャルレ

株式会社シャルレ

レディースインナーを主軸に、化粧品や健康食品を開発・販売するメーカーです。

販売に関しては「メイト」と呼ばれる会員制度を取り入れ、個人事業主としてシャルレの商品を販売する形態をとっています。

社員として入社するほかに、副業としてもプライベートや本業と両立しながら自由に働けることが特徴です。

平均勤続年数 19.4年
平均年齢 45.5歳
平均年収 579.6万円
平均残業時間 3.5時間
平均有給休暇取得日数 10.8日

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アパレル企業に就職するなら知っておきたいこと

仕事内容と平均年収

アパレル企業への就職するのであれば、まずは業界について知る必要があります。

仕事内容と年収を解説するので、具体的に働く姿をイメージしてみましょう。

  1. アパレル企業の仕事内容
  2. アパレル業界の平均年収

アパレル企業の仕事内容

アパレルと聞くともっとも身近なのがショップスタッフですが、商品が店頭に並ぶまでにはさまざまな職種が関わっています

アパレル企業のなかにある職種を知り、どの業務に携わりたいのか面接で答えられるように考えてみましょう。

  • デザイナー:服のデザインを担当する、ブランドの要ともいえる職種
  • パタンナー:デザイナーが描いたデザイン画をもとに型紙(パターン)を起こす
  • マーチャンダイザー:市場動向やブランドコンセプトをもとに商品企画や販売戦略を立てる
  • ソーイングスタッフ(縫製):デザインされた商品を縫製する
  • テキスタイルデザイナー:テキスタイル(布製品、織物や繊維)をデザインする
  • 生産管理:販売計画をもとに販売時期や生産量の決定や管理をする
  • プレス(広報):展示会やショー、カタログ、雑誌やSNSなどで商品を宣伝する
  • 営業:自社商品を取り扱ってもらうよう百貨店やアパレルショップ、小売店へ営業をかける
  • 販売員(ショップスタッフ):実店舗での接客や商品管理などの販売を担当する

アパレル業界の平均年収

アパレル業界に特化した転職エージェント「クリーデンス」によると、アパレル業界における2021年の職種別平均年収は下記のとおりです。

30〜34歳の場合

デザイナー 361万円
パタンナー 337万円
マーチャンダイザー・バイヤー 444万円
生産管理 428万円
営業 440万円
マーケティング・プレス・販促 454万円
ショップ店長 376万円
ショップスタッフ 332万円

マーチャンダイザーや営業、マーケティングなどの本部業務は比較的年収が高いことがわかりますね!

大卒でアパレル就職はもったいないと言われる理由

大卒でアパレル業界を志望すると「せっかく大学を出たのにもったいない」と言われることが多いです。それはなぜなのか、3つの理由を解説します。

  1. 年収の水準が低い
  2. 離職率が高い
  3. 転職先が限られる

年収の水準が低い

年収が日本の平均年収より低め

国税庁が発表した「令和3年度年間給与統計調査」によると、30〜34歳の平均年収は413万円です。

アパレル業界の年収が職種によりおおよそ330万円〜440万円で、一部職種では平均以上となっているものの全体としては低水準の数値です。

アパレル企業に入社して本部勤務となれば平均並の年収を得ることができますが、人員配置が多いショップスタッフは平均を大きく下回るケースが多いです。

学費をかけて大学に行かせた親としては、「平均年収程度はもらえる仕事に就いてほしい」と思ってしまう部分もあるのでしょう…。

離職率が高い

離職率は40%以上といわれる業界

アパレル業界は離職率が高く、一生に一度の新卒切符で入社しても長く働き続けられない傾向にあります。

まずはショップスタッフの経験を積んでからステップアップを目指すアパレル企業が多いですが、店舗は営業時間が長く土日は休みが取りづらいため、不規則な勤務が続き退職するケースが多いです。

本部への配属になれば勤務時間が安定しやすく年収も比較的高いため働きやすくなりますが、そこに辿り着く前に挫折してしまうのです。

転職先が限られる

経験を活かせる業界が少ない

マーケティングや広報、営業などさまざまな業界でスキルを生かすことができる一部職種を除いて、アパレル業界から他業種への転職がしづらい傾向にあります。

デザイナーやパタンナーのような専門職の場合、ほかの業務の経験がほぼなければ事務職や営業職に転職しようとしてもアピールできる経験が乏しいです。

また、販売職の場合も接客が主な業務であり、経験を生かせる仕事としては営業職がメインでほかの職種への転職はハードルが高くなります

もちろん未経験歓迎の企業もありますし可能性がゼロではありませんが、選べる幅が限られることは理解しておきましょう。

ホワイト企業の特徴

ホワイト企業の特徴

ホワイト企業を選ぶためには、特徴を押さえることが大切です。

見るべきポイントを必ずチェックして、働きやすい企業を選びましょう。

  1. 勤続年数が長い
  2. 時間外労働が少ない
  3. 福利厚生が充実している

勤続年数が長い

働きやすいホワイト企業はやめたいと思う社員が少ないため、勤続年数が長い傾向にあります。

社内の人間関係や仕事の難易度など、「働きやすさ」にはデータ上ではわからない要素も多々ありますが、勤続年数の長さは社員の満足度の高さを表しているといえるでしょう。

上場企業であれば有価証券報告書上で公表しており「EDINET」で閲覧可能なので、気になる企業をチェックしてみてください。

時間外労働が少ない

現在はライフワークバランスを重視する傾向が強く、企業も残業時間削減の取り組みに力を入れています。

企業の採用ホームページや「マイナビ」「リクナビ」などのナビサイトでデータが公表されていることが多いので、プライベートの時間を大切にしたい方はチェックしてみましょう。

フレックス制度を導入している企業は、その日の業務量や都合により勤務時間を調整できるので、とくにプライベートとの両立がしやすいです。

福利厚生が充実している

福利厚生には法律で義務付けられている「法定福利厚生」と、企業独自の「法定外福利厚生」があります。

法定外福利厚生は企業ごとに内容や充実度が大きく異なるため、採用ホームページなどでチェックしてみましょう。

法定福利厚生 健康保険、介護保険、雇用保険、労災保険、厚生年金保険、子ども・子育て拠出金
生活支援 家賃補助・住宅手当・社宅、社員食堂・食事補助、通勤手当、社員割引
健康維持 フィットネス施設またはジム法人会員、マッサージサービス、仮眠施設
育児・介護 育児・介護休暇、時短勤務制度、社内託児所
リフレッシュ 社員旅行、保養所、社内部活動、旅行・レジャーの優待
休暇 特別休暇(結婚、誕生日、記念日、ボランティアなど)
自己啓発 資格取得支援、通信教育、書籍購入補助

アパレル企業大手はどこ?売上高ランキング

売上高ランキング

アパレル業界内には大小さまざまな規模の企業があります。

売上高の高い企業をランキング形式で紹介するので、大手を希望する方は参考にしてくださいね!

  1. 1位:株式会社ファーストリテイリング
  2. 2位:株式会社しまむら
  3. 3位:株式会社アダストリア
  4. 4位:株式会社ワコールホールディングス
  5. 5位:ワールド株式会社
  6. 6位:株式会社オンワードホールディングス
  7. 7位:青山商事株式会社
  8. 8位:株式会社西松屋チェーン
  9. 9位:株式会社AOKIホールディングス
  10. 10位:株式会社TSIホールディングス

1位:株式会社ファーストリテイリング

日本のみならず海外にも多くの店舗を構える「ユニクロ」を手がけるグローバル企業です。

ほかにも「GU」「PLST」「Theory」など、低価格のファストファッションから上質な大人向けまで多数のブランドを展開しています。

全国勤務のグローバルリーダー候補と勤務地限定の地域正社員の2職種で募集しており、希望に合わせた働き方が可能です。

売上高 2兆1329億9200万円
営業利益 249億100万円
従業員数 55,589名(役員・準社員・アルバイトを除く)
設立 1963年5月
資本金 102億7395万円

(2021年8月期連結決算)

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2位:株式会社しまむら

「ファッションセンターしまむら」「アベイル」「バースデー」といった低価格ブランドで地位を築いている企業です。

アパレルのみならず布団やタオルなど日用品も扱っており、幅広い世代から支持されています。

総合職の場合は将来的に全国転勤の可能性がありますが、最初はホームベース(基本的に実家)から通勤可能な店舗に配属となるため安心です。

売上高 5836億1800万円
営業利益 505億6700万円
従業員数 3,086名(パート・アルバイト除く)
設立 1953年
資本金 170億8600万円

(2022年2月期連結決算)

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3位:株式会社アダストリア

「グローバルワーク」「ローリーズファーム」「ニコアンド」など、10〜30代女性向け衣料を中心に人気ブランドを多数もつメーカーです。

カフェ・レストラン事業やブライダル事業も手がけ、ファッションを軸に多様なライフスタイルを提案しています。

社員の半数以上を女性が占めることから女性の活躍に力を入れており、2020年には積極的な管理職登用が認められ経済産業省認定の「準なでしこ銘柄」に選ばれました

売上高 2015億8200万円
営業利益 81億6600万円
従業員数 6,196名(パート・アルバイト除く)
設立 1953年10月
資本金 26億6000万円

(2022年2月期連結決算)

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4位:株式会社ワコールホールディングス

「ピーチ・ジョン」「AMPHI」「une nana cool」など、コンセプトやターゲットの異なる複数のブランドを展開する下着メーカーです。

「女性の美しさ」に寄り添い、「美」「健康」「快適」を求めて化粧品や旅行事業なども手がけています。

各部門が職務内容を明示して希望者を社内から募集する「定期社内公募制度」により、積極的にチャレンジしてキャリアを形成できます。

売上高 1728億6000万円
営業利益 50億1300万円
従業員数 19,717名(パート・アルバイト除く)
設立 1949年11月
資本金 132億6000万円

(2022年2月期連結決算)

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5位:株式会社ワールド

「UNTITLED」「index」「TAKEO KIKUCHI」などのブランドを手がけるメーカーです。

ブランド事業に加えてECモール運営を手がけるデジタル事業、ファッション産業の課題解決を目指すプラットフォーム事業の3つの柱でファッションビジネスを創造します。

各事業の運営は複数の子会社にわかれており、グループ内でジョブローテーションをおこないながらキャリアを形成するため、さまざまな業務にチャレンジしたい方におすすめのアパレル企業です。

売上高 1713億4400万円
営業利益 21億9600万円
従業員数 8,388名
設立 1959年1月
資本金 60億円

(2022年3月期連結決算)

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6位:株式会社オンワードホールディングス

「23区」「ICB」などの百貨店ブランドを主軸に、ショッピングモールには「any SiS」「any FAM」などを出店するメーカーです。

「Paul Smith」「TOCCA」など海外ブランドの直営店も運営しています。

オンワードホールディングスは各ブランドを運営する複数の会社をとりまとめる持株会社であり、採用や実際のブランド運営をおこなっているのは各子会社です。

売上高 1684億5300万円
営業利益 5億700万円
従業員数 6,377名
設立 1947年9月
資本金 300億7900万円

(2022年2月期連結決算)

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7位:青山商事株式会社

「洋服の青山」「THE SUIT COMPANY」などのブランドを展開する、国内売上トップのスーツメーカーです。

働き方の多様化によりスーツ需要が減少していることから、近年ではカード事業や印刷事業、「焼肉きんぐ」「ダイソー」などのフランチャイズ事業にも力を入れています。

働く女性の支援を目的とした「ウーマンアドバイザー」の設置や、育児休暇から復帰時の支援説明会など、女性のキャリア支援が充実しており安心して働くことができます。

売上高 1659億6100万円
営業利益 51億5000万円
従業員数 6,523名
設立 1964年5月
資本金 625億400万年

(2022年3月期連結決算)

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8位:株式会社西松屋チェーン

ベビー・子ども服を扱う「西松屋」を全国1000店舗以上展開する企業です。

低価格実現と車での利用しやすさを目的に賃料の安い郊外を中心に出店し、ベビーカーでも買い物しやすいよう広い通路の店舗づくりにこだわっています。

社員持株会やストックオプション制度(会社の株式を定められた価格で将来取得する権利を付与される制度)など資産形成を目的とした複数の福利厚生や、家賃全額会社負担の単身寮など充実したサポートを受けることが可能です。

売上高 1630億1600万円
営業利益 128億5200万円
従業員数 725名
設立 1956年10月
資本金 25億2300万円

(2022年2月期決算)

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9位:株式会社AOKIホールディングス

スーツブランド「AOKI」「ORIHICA」を中心に事業を展開する企業です。

人気結婚式場「アニヴェルセル」のブライダル事業や、「快活CLUB」「自由空間」といったエンターテイメント事業も手がけており、幅広い分野に携わることができます。

社員は皆等しい立場であるとする「イコールパートナー」の考えをもち、若手ならではの感性を生かして働ける環境です。

売上高 1549億1600万円
営業利益 43億6000万円
従業員数 2,988名(パート・アルバイト除く)
設立 1976年8月
資本金 232億8200万円

(2022年3月期連結決算)

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10位:株式会社TSIホールディングス

「ROSE BUD」「FREE’S MART」など多数の人気ブランドを手がける企業です。

入社1年目には店舗、物流、生産、管理などさまざまな部署で研修を受けることで会社全体を学ぶことができ、希望を考慮して2年目以降各部署に配属されます。

宿泊・レジャー施設や買い物の割引などがある福利厚生サービス「リソル」「ラフォーレ倶楽部」を導入しており、プライベートを充実させる支援を受けられます。

売上高 1403億8200万円
営業利益 58億3400万円
従業員数 4,521名
設立 2011年6月
資本金 150億円

(2022年2月期連結決算)

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福利厚生の良いアパレル企業一覧

福利厚生の良い企業一覧

各企業が従業員のスキルアップや生活支援のためにさまざまな福利厚生を用意しており、入社先を決める際にも注目したいポイントです。

なかでも特徴的な制度を取り入れているアパレル企業を3社紹介します。それぞれ力を入れている点が異なるので、なにを重視したいか考えてみてくださいね!

  1. 株式会社アダストリア
  2. 株式会社ZOZO
  3. 株式会社ロコンド

株式会社アダストリア

女性社員の割合が高いことから、女性が活躍できる環境づくりに力を入れています。

また、障がいのある方や外国籍のある方も活躍していて、多様性を認め合いながら働ける社風が魅力です。

婦人科検診補助 婦人科検診の費用を一部負担
季節休暇 春・夏・冬にそれぞれ3日間ずつ(計9日間)付与される休暇
公休有休とあわせ最大10連休の取得可(春は最大7連休)
ママアドバイザーの設置 出産育児に関することや、円滑な店舗運営のサポートをおこなう専任担当者「ママアドバイザー」を設置

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株式会社ZOZO

時間や場所に縛られない柔軟な働き方と、自己成長や新しい仕事への挑戦がしやすい環境が整っています。

担当業務によって利用できる制度が異なるものの、全体として自発的に動くことを推奨する社風なので、スキルアップに積極的に取り組みたい方におすすめです。

Zアカデミア
(部門共通)
グループ社員が誰でも参加できるプログラムが用意されている企業内大学
自学手当(ビジネス部門) 社員の自己成長を目的とした手当で、勤続年数に応じて2,500〜100,000円が支給される
全国在宅勤務制度(開発部門) 会社イベントや業務都合で出社が必要な場合を除き、国内どこに居住していても就業可能

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株式会社ロコンド

アパレル企業としては珍しく、社員にTOEICの受験が義務付けられています。

それにより社内全体でスキル向上に取り組む空気ができ、英語力を磨きたい方には絶好の環境です。

また、2017年に人事評価制度が一新され、売上だけでなくブランド価値やチームへの貢献度に関する指標が取り入れられました。

同じ区手当、引越し手当 本社(東京都渋谷区)、倉庫(千葉県八千代市)と同じ区・市内に居住する場合は家賃、引越し費用の補助が出る
※上限あり
TOEIC受験 受験料会社負担で受験が義務付けられている
社割クーポン 取扱商品を割引で購入できるほか、誕生日にはバースデークーポンがプレゼントされる

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アパレル業界にもホワイト企業は多数ある

ブラックなイメージを持たれがちなアパレル業界ではありますが、社員を大切にするホワイト企業も存在します。

比較的新しく若手社員が多数在籍する企業では、柔軟な働き方やチャレンジできる環境が整っていることも多いです。

業界のイメージで決めつけずに1社ごとの特徴をしっかり理解して、自分に合う企業を見つけましょう。

アパレル業界のESの書き方を知りたいなら以下の記事もご確認くださいね。

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