こんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、これからベンチャー企業への就職を考えている人へ向けて、失敗しないベンチャー企業の探し方を解説します。
最後まで読むことで、ベンチャー企業の失敗しない探し方がわかり「ベンチャー企業で働くべきか」まで網羅的に理解できます。
失敗しないベンチャー企業の探し方を参考にして、就職を成功させましょう。
そもそもベンチャー企業とは?基本知識をわかりやすく解説!
まずはベンチャー企業について知るために、ベンチャー企業が何をしている企業なのかをわかりやすく解説します。
さらに、ベンチャー企業と似ている「スタートアップ企業」についても、違いや特徴を合わせて説明します。
ベンチャー企業とは何をしてるの?
ベンチャー企業とは、独自の技術やアイデアをもとに、新しいビジネスをおこなっている企業のことを指します。
しかし、ベンチャー企業には、明確な定義はありません。
それでも、多くのベンチャー企業に当てはまる特徴が存在します。
- 成長志向が強い企業である
- 新規参入している業界である
- 新しいビジネスをはじめるスピードが速い
上記3つの特徴がある場合には、ベンチャー企業と呼ばれることが多いといえるでしょう。
スタートアップ企業ってどういう意味?
スタートアップ企業とは、ベンチャー企業のなかでも、さらに新しいビジネスや技術を扱っている企業のことをいいます。
スタートアップ企業とベンチャー企業は、同じように扱われていますが、実は違いがあります。
- 創業から2~3年程度の企業である
- 今までにないイノベーションを使ったビジネスである
- 圧倒的なスピードで事業を拡大し成長する
上記のように、ベンチャー企業よりさらに新しい技術をビジネスに取り入れている会社が、スタートアップ企業と呼ばれています。
ベンチャー企業求人のおすすめの探し方や見つけ方7選
ベンチャー企業の求人情報は、簡単には出回らず、普通に就活や転職をしていても、なかなか出会えません。
そこで、求人が見つかりにくいベンチャー企業のおすすめの探し方を7つ解説します。
- 就活エージェントを活用する
- 直接企業に問い合わせる
- ベンチャー企業専門の就活エージェントに登録する
- 逆オファー型のサイトを利用する
- 合同説明会に参加する
- 難易度の高いベンチャー企業への就活はインターンを活用する
- オンラインセミナーやサロンで探す
就活エージェントを活用する
ベンチャー企業を効率よく探すなら、就活エージェントへの登録がおすすめです。
就活エージェントであれば、個別面談でベンチャー企業に就職したい志望動機を伝えれば、内容に合わせた企業を紹介してくれます。
さらに、アドバイザーは企業の内部情報も把握しているため、紹介先のベンチャー企業の事業内容なども把握しています。
ベンチャー企業を効率よく探すなら、まずは就活エージェントに登録しましょう。
直接企業に問い合わせる
企業のホームページから直接問い合わせて、確認する方法があります。
しかし、ベンチャー企業は直接問い合わせをしても、就活生を募集していないところが多いため、注意してください。
理由は、ベンチャー企業はこれからの成長を目指している企業のため、就活生よりも即戦力を求めているからです。
ただ、どうしても行きたい企業があり、就活エージェントに求人がない場合は、直接問い合わせてもいいでしょう。
ベンチャー企業専門の就活エージェントに登録する
ベンチャー企業の求人に絞って探すなら、ベンチャー企業専門の就活サイトがおすすめです。
一般的な就活サイトであれば、ベンチャー以外の大手企業も掲載されています。
そのため、ベンチャー企業に特化して探す場合には、非効率になってしまうのです。
ベンチャー企業の就職を目指すのであれば、サポートが充実しているベンチャー企業特化型の「Wantedly」や「Goodfind」のような就活サイトの登録がおすすめです。
逆オファー型のサイトを利用する
効率よく、ベンチャー企業探しを進めるためにも、逆オファー型の就活サイトの登録がおすすめです。
なぜなら、即戦力を求めるベンチャー企業と逆オファー型の就活サイトは相性がいいからです。
一般的な就活サイトよりも、ピンポイントで企業側からオファーができる逆オファー型の就活サイトは、ベンチャー企業が求める、即戦力の人材を見つけやすくなります。
そのため、逆オファー型のサイトは、ベンチャー企業の利用率が高くなるのです。
ベンチャー企業の求人を効率よく探すためには、逆オファー型のサイトにも登録しておきましょう。
合同説明会に参加する
合同説明会に参加すると、ベンチャー企業の求人が見つかりやすくなります。
ポイントは、大きな規模の合同説明会よりも中小規模の合同説明会に参加することです。
中小規模の合同説明会に参加することで、以下のメリットがあります。
- 1つ1つ深く企業の話を聞ける
- 人事の人から直接会社の話を聞ける
このように、ベンチャー企業の内部情報や事業内容などを、深く理解できるのです。
ベンチャー企業探しに失敗しないためにも、合同説明会に応募し、いいベンチャー企業かどうかを見極めましょう。
難易度の高いベンチャー企業への就活はインターンを活用する
就職の難易度の高いベンチャー企業には、インターンとして働くのがおすすめです。
なぜなら、立ち上げて間もないベンチャー企業は、インターンシップで就活生のスキルを見て、即戦力になる人材をスカウトしているからです。
就職の難易度が高いメガベンチャー企業であっても、インターンシップはおこなっています。
メガベンチャーのような難易度の高い方の企業へ就職を希望するなら、インターンシップに参加して、自分の強みをアピールしましょう。
オンラインセミナーやサロンで探す
オンラインセミナーやサロンに積極的に参加することも、ベンチャー企業探しには大切です。
ここ数年で、オンラインイベントやサロンの数が増加してきており、ベンチャー企業の関係者と繋がるには有効な手段になりました。
ベンチャー企業の社長は、オンラインサロンやオンラインイベントで情報交換をしている人が多いです。
オンラインサロンから、関係を作り、就職に繋げるケースも、現在の環境であれば十分現実的な選択肢といえるでしょう。
ベンチャー企業に就職する5つのメリット
ベンチャー企業への就職を目指すなら、働くうえでのメリットも理解しておくべきです。
なぜなら、メリットを理解すると、ベンチャー企業でどういったスキルが身につくか明確になるからです。
以下が、ベンチャー企業で働く5つのメリットです。
それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。
自分で考えルールを作る能力が身につく
ベンチャー企業は、立ち上げて間もない会社が多く、明確なルールがありません。
一方で、自由度が高く、自分でルールを作れるともいえます。
自由度が高いことで、自分自身で考え、ルールを作っていく力が身につきます。
大手企業のように、管理された環境では学べない「考える力」を鍛えられるでしょう。
あらゆる仕事を任せてもらえる
ベンチャー企業は大企業に比べ規模が小さいため、1人の社員にさまざまな仕事を任せてもらえます。
しかし、大企業であれば、仕事も分業制のところが多く、細かく部署がわかれているのです。
ベンチャー企業では、分業制ができるほど会社の規模も大きくないため、1人で複数の業務をこなす必要があります。
業務が増えるというデメリットもありますが、できることが増え、希少性が高くなるといえるでしょう。
今後、希少性の高い人材を目指したい就活生は、ベンチャー企業で働くメリットがあります。
成長しやすい環境である
ベンチャー企業は、大手企業に比べると、仕事の幅が広く成長しやすい環境です。
なぜなら、社員の人数が少ないベンチャー企業は、1人あたりにかかる責任も重く、業務の量が多くなるからです。
大手企業のような、整った研修制度や教育システムは望めませんが、より実践的に学び、成長ができます。
現場から学び、早く成長を望みたい就活生は、ベンチャー企業で働くメリットが大きいです。
年功序列関係なく評価される
ベンチャー企業は、年功序列はなく、実力主義の評価がされます。
これから、急成長を目指すベンチャー企業には年齢で評価するシステムはありません。
能力や実力で、目に見える結果として会社の成長に貢献した人が評価されます。
自分の頑張りを正当に評価されたい就活生には、ベンチャー企業が合っているでしょう。
社長と直接意見交換できる
社長との距離が近いのも、ベンチャー企業の魅力です。
大手企業の場合、社長や上層部に、自分の意見が届くことは、ほとんどないでしょう。
しかし、ベンチャー企業は社長自身が、現場に深くかかわるため、意見交換や相談がしやすい環境です。
経営者と直接やり取りができるのも、ベンチャー企業の大きな魅力といえます。
ベンチャー企業に就職する3つのリスク・デメリット
ベンチャー企業で働くことは、魅力も多くありますが、デメリットも存在します。
デメリットを理解せず、魅力だけ見て働くと「こんなはずではなかった」と後悔します。
そうならないために、以下の3つのデメリットを十分に理解して、ベンチャー企業の就職を目指しましょう。
研修・教育環境が整っていない
ベンチャー企業は、立ち上げ間もない企業が多いため、研修・教育制度が整っていません。
なぜなら、ベンチャー企業は人手が足りておらず、さらにこれからビジネスを作っていく過程だからです。
大手企業のように、研修や教育をしっかりと受けてから、業務に入りたい人は、向いていない働き方といえるでしょう。
人手が足りず激務の場合が多い
ベンチャー企業は、人手不足で激務のところが多くあります。
立ち上げて間もない会社が多いベンチャー企業では、大手企業のように、業務が部署によって分業されていません。
したがって、1人に係る業務量が増えて、激務になりやすいのです。
複数の業務を経験できるメリットはありますが、仕事量が増えて、業務の負担が重くなってしまいます。
給料が不安定で安定性にかける
ベンチャー企業は、これから成長を目指す企業のため、大手企業のように安定した給料は望めません。
福利厚生や安定した給料やボーナスを望むなら、大手企業に就職するべきでしょう。
ただ、実力があれば、頑張りがそのまま給料に反映されやすいのも、ベンチャー企業の特徴です。
実力主義で大きな給料を稼げる可能性はありますが、安定性にかけるのは、デメリットといえるでしょう。
ベンチャー企業に入りやすい人の3つの特徴
ベンチャー企業を目指す前に、自分に適性があるのかを知るのも大切です。
憧れだけでベンチャー企業を目指すと、合わない働き方であった場合に後悔することになります。
就活や転職の失敗を減らすためにも、ベンチャー企業に適性がある就活生の3つの特徴を紹介します。
上記の特徴に当てはまるか、自己分析をおこない、ベンチャー企業の適性を知っておきましょう。
将来的に起業や副業を目指すビジョンがある人
将来的に、企業や副業にチャレンジしたいという、向上心がある人はベンチャー企業に向いています。
なぜなら、ベンチャー企業は経営陣と近い距離間で仕事をおこなうため、経営のノウハウも学びやすいからです。
一般的な企業の場合は、社長や経営者との距離が遠いため、起業を目指す就活生には学べることが少ないと感じるでしょう。
起業や副業で将来的に稼ぎたい人は、経営陣と一緒に仕事ができるベンチャー企業に向いています。
行動力があり積極的にチャレンジできる人
自分で行動し、積極的にチャレンジできる就活生は、ベンチャー企業に向いています。
ベンチャー企業の業務は、一般的な会社とは違い、マニュアル化はされていません。
マニュアルどおりに動けばいいと思って仕事をしていると、ベンチャー企業では評価されません。
ベンチャー企業には、常に自分の頭で考えて、人からの指示を待たずに行動できる人が求められています。
仕事を最優先に考えられる人
プライベートより仕事を優先に考えている人は、ベンチャー企業に入りやすい人です。
ベンチャー企業は、仕事量が多く、ライフワークバランスは保ちづらい働き方といえます。
しかし、仕事が好きで、常に仕事のことばかり考えられる人は、むしろベンチャー企業の働き方に向いています。
一方では、ライフワークバランスを求めている人は、ベンチャー企業は避けるべきでしょう。
仕事にやりがいを感じて、優先に考えられる人が、ベンチャー企業には求められています。
ベンチャー企業を探すなら就活サイトを活用すべき
ベンチャー企業を探すなら、就活サイトは活用するべきです。
「なかなか内定を獲得できない…」「とりあえず内定を持っておきたい!」という人は無料のエージェントサービスを利用しましょう。
就活エージェントサービスの基本的な特徴は以下のとおりです。
・ES(エントリシート)の添削
・履歴書の添削
・企業紹介
・面接対策
ベンチャー企業探しや就職に役立つ!おすすめの就活アプリ3選
ベンチャー企業の就活には、就活サイトだけではなく、就活アプリの利用もおすすめです。
就活アプリを利用することで、ベンチャー企業の情報収集が効率的におこなえます。
以下が、ベンチャー企業の就職や転職に役立つ、3つのおすすめ就活アプリです。
ベンチャー企業のニュースをチェックできる「NewsPiks」
NewsPiksは、最新の経済情報を知るために、最適な就活アプリです。
読めるニュースは、以下のジャンルに分かれています。
- ビジネス
- 経済
- テクノロジー
- 政治
とくに、ベンチャー企業探しに役立つのが、ビジネスとテクノロジー情報です。
最新のビジネスやテクノロジー情報を知ることで、今後伸びそうなベンチャー企業を見極められます。
NewsPiksで、最新のビジネス情報やテクノロジーを常に知っておくことで、ベンチャー企業探しの失敗を減らせるでしょう。
ベンチャーで働くOBの声が聞ける「Matcher」
Matcherはオンラインで、OB訪問を可能にするアプリです。
一般的なOB訪問であれば、同じ出身校のOBに限られていることが多いです。
しかし、Matcherを利用することで、出身校以外の全国のOBとも簡単につながれます。
Matcherを利用すると、以下のメリットがあります。
- 面倒な手間を省ける
- 人脈ができる
- 業界の裏話を聞ける
- 気軽に企業情報を質問できる
気軽なOB訪問を可能にするMatcherは、ベンチャー企業の情報収集には最適なアプリといえるでしょう。
就活に欠かせない情報を無料で提供「ワンキャリア」
ワンキャリアは、メガベンチャー企業を探す学生には最適のアプリです。
ハイクラスな学生向けのサービスのため、ITなどの大手企業やメガベンチャーを中心に紹介しています。
ワンキャリアがおすすめできる理由は、面接対策や内部情報を知るために、必要なサービスが充実しているからです。
- 企業説明会が動画で観覧できる
- オンラインセミナーやオンライン説明会に参加できる
- 企業の口コミを見れる
- 企業の就活体験談を見放題
- ESの書き方の例文が見られる
就活体験談では、実際に面接で聞かれた内容や、選考がどういった手順で進むのかまで、細かく語られています。
メガベンチャーに入社を目指す就活生は、ワンキャリアの体験談や口コミ情報は、参考になるでしょう。
ベンチャー企業の探し方で失敗しないための3つの見分け方
ベンチャー企業は、大手企業と違い、求人の質にばらつきがあります。
そのため、ベンチャー企業の探し方に失敗しないためにも、会社の見極め方が重要になるのです。
質のよくないベンチャー企業を見分けるには、以下の3つのポイントを確認しましょう。
ベンチャー企業探しは、一般の就活よりも、企業の見極めが大切です。
インターンに参加して働いている人の声を聴く
まず、ベンチャー企業を見極めるポイントとして、インターンで働いて、現場の人の声を聞くのがおすすめです。
ベンチャー企業は、人材確保をする資本が少ないため、アルバイトなどのインターンを募集して、人材をスカウトしています。
そのため、大手企業に比べ、インターンシップの募集が多く参加しやすいです。
インターンシップに参加することで、以下のメリットがあります。
- 業務内容や職場の雰囲気がわかる
- 職員や社長と直接話ができる
- 社員同士の人間関係もわかる
いい企業かどうかを見極めるのは、実際に現場の声を聞くのが効果的なため、インターンシップには、積極的に参加しましょう。
資金の調達額を確認する
会社の資本が増えているかどうかも、ベンチャー企業を見極めるポイントとして重要です。
資本金は会社を運営するお金のため、資本金が少ない会社は、避けるべきといえます。
そのため、まずはホームページや就活エージェントを活用して、以下の情報を確認しましょう。
- 資本金が1000万円以上あるか
- 売り上げや利益は増えているか
- 資本金が増えているか
売り上げや利益が伸びていない会社は、順調な成長ができておらず、職場環境にも影響があります。
ベンチャー企業探しの失敗を減らすためにも、資本金や売り上げなども確認しましょう。
社員の募集人数が多すぎないか確認する
募集人数が多すぎるベンチャー企業は、離職率が高い可能性があるため、おすすめしません。
募集人数の平均を上回る新卒を採用している会社は、以下の理由が考えられます。
- 会社の規模が大きい
- 会社が急成長している
- 早期退職を見越している
会社の規模や急成長が理由であれば問題はありませんが、早期退職を見越して大量募集している企業があることも頭に入れておくべきです。
2016年度の「日経『スマートワーク経営』調査」によると、社員数500人未満のベンチャー企業や中小企業の全従業員に対しての新卒の割合の平均が5.1%です。
[blogcard url=https://www.nikkei-r.co.jp/column/id=6660?_fsi=fIofY7bi&_fsi=fIofY7bi]したがって、全従業員に対して新卒の割合が6〜10%を超える会社は、注意するべきでしょう。
リクナビ・マイナビを活用しよう!就活サイトに載っていない企業の探し方
就活サイトにも載っていないベンチャー企業求人を探すために、転職サイトの大手である「リクナビ」と「マイナビ」にも登録しておくべきです。
やはり、最大手の転職サイトであるため、求人数も圧倒的に多くあります。
以下がリクナビとマイナビの求人数です。
- リクナビ:約5.3万件
- マイナビ:約1.3万件
このように、多くの求人が掲載されているため、ベンチャー企業特化の就活サイトでは見つからない株式会社も、まぎれている可能性があります。
ベンチャー企業を探す際は、特化型の就活サイトにプラスして、リクナビやマイナビなどの転職サイトや転職エージェントで、幅広くカバーしながら、探すのがおすすめです。
マイナビ2023はいつから?
マイナビやリクナビのなかでも、学生の就活情報に特化した「マイナビ2023」「リクナビ2023」があります。
「マイナビ2023」や「リクナビ2023」の募集が始まるのは、例年どおりであれば2021年の6月1日からグランドオープンしています。
そして、2022年3月から本格的に企業説明会や合同説明会が開始になっているので、就活中の人は早めに登録しましょう。
ベンチャー企業に就職するうえで気になるポイントを解説!
ベンチャー企業の就活をはじめる前に、知っておいたほうがいい情報があります。
とくに、平均年収や就活を開始する時期は、気になる就活生が多いでしょう。
そこで、以下の3つの気になるポイントについて解説します。
新卒のベンチャー企業の平均年収は?
厚生労働省の2020年の調査によると、ベンチャー企業の平均年収は以下のとおりです。
- 初任給:25〜28万円
- 年収:367〜383万円
引用:厚生労働省
ベンチャー企業の初任給は、大卒の平均額の22万6,000円より高い数字です。
理由は、ベンチャー企業は即戦力を求めているため、優秀な人材を確保するため、報酬を高めに設定しているからです。
即戦力としての能力は求められますが、新卒の平均年収としては、高い数字であるといえるでしょう。
ベンチャー企業の就活をはじめるのに最適な時期は?
ベンチャー企業の選考時期は、企業によってばらつきはありますが、1月〜4月ごろに選考がおこなわれることが多いです。
インターンシップ後に採用を出す企業や、優秀な人材を通年にわたり探しているベンチャー企業もあります。
一般的な企業とは、就活時期がズレるため、ベンチャー企業を目指す人は早めの就活が必要です。
夏のインターンシップが終了した後に内定を出すケースが多いため、大学3年生の夏ごろから動き出すのがいいでしょう。
ベンチャー企業の求人は出回りにくい?
ベンチャー企業の求人は、一般的な企業に比べ、出回りにくい傾向にあります。
理由としては、人材募集にかけられるコストが少ないのが大きな原因の1つです。
ベンチャー企業は、大企業とは違い、人材募集にかけられるコストは限られています。
大企業であれば、費用を使い複数の求人サイトに掲載ができます。
しかし、ベンチャー企業は費用がないため、掲載できて1サイトが限界なところが多く、求人数が少ない原因になっています。
【ベンチャー企業以外】中小企業やスタートアップ企業のおすすめの探し方
今まで、ベンチャー企業の探し方を中心に解説しました。
しかし、就活生のなかには中小企業やスタートアップ企業にも興味がある人もいるでしょう。
そこで、ベンチャー企業以外の中小企業と、スタートアップ企業の探し方について解説します。
中小企業のおすすめの探し方
中小企業とは従業員数が300人以下で資本金が3億円以下の企業のことをいいます。
従業員が300人以下であれば、中小企業といえるため、ベンチャー企業に比べると求人は多いでしょう。
中小企業は、以下の4つの方法で探すのがおすすめです。
- 中小企業に特化した就活サイトで探す
- 中小企業の合同説明会に参加する
- 就職四季報で探す
- インターンシップに参加する
このなかでも、中小企業に特化した就活サイトは、サービスが充実しているため、もっともおすすめの探し方といえます。
スタートアップエンジニアなどのおすすめの探し方
スタートアップ企業は、基本的にはベンチャー企業と同じ探し方になります。
ベンチャー企業とスタートアップ企業は、どちらも立ち上げて間もない会社であるため、探し方のアプローチに、大きな違いはありません。
ただ、スタートアップ企業は、ベンチャー企業よりもさらに新しい企業のため、求人が出回りにくいことは、頭に入れておきましょう。
まとめ|ベンチャー企業の就活で後悔しないためにも探し方には注意しよう!
今回は、ベンチャー企業の探し方について解説しました。
ベンチャー企業は、求人が出回りにくいため、特化型の就職エージェントを活用したり、インターンシップへの参加が必要です。
復習のために、もう一度ベンチャー企業の探し方を紹介します。
- 就活エージェントを活用する
- 直接企業に問い合わせる
- ベンチャー企業専門の就活サイトに登録する
- 逆オファー型のサイトを利用する
- 合同説明会に参加する
- 難易度の高いベンチャー企業への就活はインターンを活用する
- オンラインセミナーやサロンで探す
上記の方法で探せば、理想のベンチャー企業に出会えるでしょう。
また、働き方として向き不向きも大きく、就職する前に知るべきことも多くありました。
ベンチャー企業の就職の失敗を避けるためにも、今回紹介した探し方や見極め方を参考に就活を進めましょう。