「ロゴマークをクラウドワークスで頼みたいけど、気を付けるべきポイントはある?」
ロゴデザインの発注方法のひとつに、クラウドワークスなどのクラウドソーシングの利用が挙げられます。
そこで気になるのはデザインの相場です。
今回はクラウドワークスでのロゴデザインの相場とその他の外注先の相場を比較します。
また、クラウドワークスでロゴデザインを発注するメリットとデメリットも確認しましょう。
会社の認知度を高めたり、企業イメージを印象付けたりなど、ロゴのデザインは企業の信頼度を高めてくれる重要なアイテムです。
イメージどおりのロゴデザインになるよう、ぜひ参考にしてみてください。
クラウドワークスのロゴデザインの相場はいくら?4つの依頼先と比較
ロゴデザインを外部に発注するとなると、気になるのはデザイン料の相場です。
デザインの発注先は大きく分けて4つあります。
発注先のなかでも一番安いのはクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトです。
ほか3つの発注先と比較して解説します。
クラウドソーシングサイトの相場
クラウドソーシングサイトのロゴデザインの相場は2万〜3万円です。
コンペ方式で多数のワーカーからロゴを募集することが可能なので、多くの作品から気に入ったデザインを選ぶことができます。
ですが、選んだデザインの品質が保証されているかの判断は難しいです。
多くの作品から選びたい、費用を最も安くしたい、という発注者はクラウドソーシングでデザインを募集してみましょう。
個人デザイナーの相場
SNSなどを通してフリーランスの個人デザイナーにロゴ作成を依頼することもできます。
料金の相場はクラウドソーシングサイトとあまり変わりなく、2~3万から受け付けているデザイナーが多いです。
クラウドソーシングでの外注と同じく、デザインが気に入ればコストを抑えてロゴを制作することができます。
ですが、幅広いデザインから選べないことや、本当に自社にとって効果的なロゴなのかの判断がしづらいのがデメリットです。
ロゴ販売サイトの相場
ロゴ販売サイトとは、既にでき上がったロゴから気に入ったデザインを買い取れるサイトのことです。
相場は3~7万円で、クラウドソーシングサイトや個人デザイナーの相場とあまり変わりありません。
プロのデザイナーが登録しているため、品質は保証されています。
ただし、自社のために制作したオリジナルのロゴではないので、イメージに合ったものを探し出すのは少し難しいかもしれません。
デザイン会社の相場
専門会社にデザインを外注した場合、最低でも5万円は見積もっておきましょう。
会社の知名度にもよりますが、大体の相場は20〜30万円です。
有名なデザイン会社になると100万円を超えることもあります。
実績があるぶん安心感はありますが、高額な費用がかかることも覚悟しましょう。
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相場の安さだけじゃない!クラウドワークスでロゴデザインを発注するメリット
ロゴのデザインを外注する先にはいくつか選択肢があります。
それぞれの外注先のよさはありますが、クラウドワークスでロゴデザインを発注すると、以下のようなメリットがあります。
相場より安く依頼できる
最大のメリットは、安くデザインを発注できます。
制作費用をなるべく抑えたいクライアントは、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトでデザインの応募をしてみましょう。
多くのデザインから選べる
個人デザイナーやデザイン会社だと、選べるデザインに限りがあります。
しかし、クラウドワークスでデザインを依頼すれば、登録しているワーカーのなかからたくさんのデザインを募集できます。
より多くのデザインをみて、最適なものを取捨選択したいという人にはおすすめです。
募集方法を選ぶことができる
募集方法のひとつであるコンペ形式では、ロゴデザインの提案を複数のワーカーから集めることができます。
気に入ったデザインを採用し、採用した作品の提案者に対してのみ報酬を支払う形式です。
プロジェクト形式では、仕事に応募したワーカーや、クライアントから仕事を依頼したワーカーと契約し、業務をしてもらいます。
気に入ったデザイナーがいれば、プロジェクト形式での依頼がおすすめです。
単発の発注が可能
デザインひとつを単発で依頼できるのもクラウドワークスでロゴデザインを発注するメリットです。
月々や年間の契約料などは発生しないので、必要なときに必要なものだけを発注することができます。
相場が安くてもやってはいけない?クラウドワークスでロゴデザインを発注するデメリット
デザイン料が安かったり、デザインの選択肢が多いなどのメリットがあるクラウドワークスですが、デメリットもあります。
とくに気になるのが、品質が保証されていないという点です。
デザインの精査に時間がかかる
多数のデザインが応募されるので、デザインを比較して決めることができますが、その分選び抜くのに時間がかかります。
デザインを精査する時間がかかってしまうと、人件費がかかってしまいます。
結果的に費用が抑えられているかがわからなくならないよう、希望するデザインイメージを明確にし、デザイン精査をスムーズに行えるようにしましょう。
提示金額に見合ったデザインになるとは限らない
デザイン会社であれば、費用をかければスキルの高いデザイナーにロゴを制作してもらえます。
ですがクラウドワークスでは、よいデザインを応募してもらうために報酬を高く見積もっても、優れたデザインが集まるとは限りません。
逆に言えば、安く依頼してもよいデザインが提案されることもあります。
提示額に見合ったデザインになるよう、依頼方法をわかりやすくしましょう。
パクりデザインが応募される可能性がある
クラウドワークスでは悪質なデザインが応募される場合もあります。
たとえばパクりのデザインです。
デザイン使用は著作権が絡むので、万が一パクりのデザインを採用してしまうと、権利問題でトラブルになる可能性があります。
信頼できるワーカーかはしっかり確認し、類似するロゴが既に存在しないかネット検索も漏れなく行いましょう。
クラウドワークスでロゴデザインを発注するときの注意点
クラウドワークスでイメージどおりのロゴデザインをワーカーに制作してもらうためには、気を付けるべきポイントがあります。
以下の4つの注意点に気を付けて発注を行いましょう。
希望のデザインを具体的にイメージしておく
どんなデザインにしたいのかをクライアント側が明確にしておかないと、納得のいくデザインを仕上げてもらうのは難しいです。
「なぜロゴを制作したいのか」「ロゴで伝えたいコンセプトは何か」「誰に向けたロゴなのか」「いつどこで使用するロゴなのか」などできるだけ詳しくワーカーに伝えましょう。
詳しく伝えることで感覚的なイメージが伝わりやすくなります。
ワーカーのポートフォリオを事前に確認する
ポートフォリオとは、ワーカーの実績や力量がわかる作品集のことです。
過去に制作したデザインの傾向から、イメージに近いデザインができる制作者を選べます。
また、実績があれば安心してデザインを任せられます。
プロフィールにポートフォリオや実績の記載がない場合はメッセージで確認をしましょう。
迅速かつ丁寧にワーカーとやり取りをする
詳しい希望のデザインイメージを伝えても、完成品と理想のイメージが「少し違うな」と感じることもあります。
速やかに修正してもらうためにも、迅速かつ丁寧にやり取りを行いましょう。
また、ワーカーからも疑問点があればメッセージで質問が来る場合もあります。
質のよいデザインを早く納品してもらうために、ワーカーとのやり取りはスピーディに対応しましょう。
可能であれば商標登録をなしにする
商標登録とは、商品やサービスにつけるデザインやイラスト、ネーミングを独占的に使用することができる権利です。
商品登録をしておけば類似するデザインを他者が使用していた場合、使用を中止するよう申請できます。
ロゴを安心して使用し続けるには安心の商標登録ですが、クラウドワークスで商標登録ありで応募をすると、コンペ形式での応募数が減少する傾向にあります。
より多くの作品からデザインを比較したい場合は、商標登録はなしで依頼することも検討しましょう。
まとめ|クライドワークスのロゴデザインの相場は安いがデメリットもある!
ロゴ制作を安く外注したいならクラウドワークスがおすすめです。
また、クラウドワークスのワーカー登録者数は国内最大級であるため、たくさんの応募が見込めるのも大きなメリットです。
ただし、大量のデザインから納得のいく作品を精査するのに時間がかかったり、応募数が多くても気に入った作品が納品されるとは限らないというデメリットもあります。
クラウドワークスでデザインを外注する際は、クライアント側のイメージや思いが伝わるよう、ワーカーとのやり取りを工夫しましょう。