副業をはじめる人が急増している一方で、興味はあるけどなにをしていいかわからない、大変そうでためらっているという人も多いのではないでしょうか。
収入が増えるメリットがある一方、無闇にはじめると時間ばかりが奪われて疲弊していくことにもなり兼ねません。
メリットやデメリットを正しく理解したうえで、副業をすべきかどうか判断しましょう。
稼げる副業や手軽にはじめられる副業も紹介するので、負担にならずにできる仕事探しの参考にもしてみてください。
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副業はよくないの?副業はやめとけと言われる理由
副業により収入が増えれば嬉しいですが、副業をすることのデメリットもあるため、闇雲にはじめることはオススメできません。
まずはデメリットを理解し、副業によって得られる収入とのバランスを考えて慎重に判断しましょう。
自由な時間が削られる
副業をするということは、もちろん本業の勤務時間外に仕事の時間を確保する必要があるため、自由に使える時間が減ります。
スキルアップや将来の展望など明確な目的があって副業をする場合は別ですが、たとえば「自由に使えるお金を増やしたい」と考えて副業をはじめた場合、お金を使える時間が減ることになります。
せっかく収入アップしても、家族や友人と過ごす時間や趣味に充てる時間がなくなってしまっては、本末転倒です。
「時間を削っても副業をする必要があるのか」「なんのために副業をするのか」をあらためて考えてみましょう。
気持ちの余裕がなくなる
自由な時間は減ってやるべきことは増えるので、人によっては常になにかに追われているような気分になって、精神的な余裕がなくなります。
そうなるとイライラしてしまって周りの人との関係が悪くなってしまったり、趣味を楽しめなくなったりと、日常生活に悪影響が出かねません。
勤務時間が決まっている副業であればほかの時間は心置きなく休めるかもしれませんが、時間の融通がきく仕事ではとくに「仕事をしなきゃ」という焦燥感に常に襲われているという人もいます。
気持ちの切り替えがうまくできない人は、副業をはじめるとしても内容は慎重に選びましょう。
体調を崩す
本来は休息に充てるはずの時間に仕事をすることになるため、当然疲れが溜まり体調を崩しやすくなります。
せっかく収入が増えたとしても、常に疲れていたり体調が悪かったりしては、医療費がかかる、日常生活を楽しめないなど本末転倒です。
また、会社では周りの社員にフォローしてもらえるかもしれませんが、副業の形態によってはすべてを自分でこなさなければいけないため、体調が悪くても休んでいられないこともあります。
どうしても副業をする場合でも、生活のバランスが崩れないよう仕事量を調整することが大切です。
本業に支障が出る
副業によって気持ちの余裕がなくなったり体調を崩してしまったりすると、結果的に本業に支障が出てしまいます。
本業の勤務時間中でも副業のことが気になってしまうと、業務に集中できなくて本来の能力が発揮できなくなる可能性があります。
また、急な欠勤は仕事が滞る原因になりますし、ほかの社員に迷惑をかけることにつながりかねません。
本業をはじめる前に、まずは本業において社員としての自覚を持つことが必要です。
確定申告によって会社にバレる
副業を迷っている人の多くが懸念しているのが、副業禁止の場合に会社にバレないかどうかです。
そもそもなぜ副業が会社にバレるかというと、副業の収入が年間20万円を超えると確定申告と納税が必要になるからです。
会社員は基本的に個人で税金を納めるのではなく、給与天引きにより会社が代理で納める「特別徴収」と呼ばれる方法をとっています。
複数の収入源があったとしても納税は1つの勤務先でまとめておこなうことになるため、副業分の収入も上乗せされて税額が企業に通知されるのです。
会社を通さず自分で納める「普通徴収」に切り替えることでそのリスクはなくなりますが、「なぜわざわざ普通徴収に?」と怪しまれる危険性もあるため、バレずに副業をするためには収入を20万円以下に抑えることをオススメします。
副業をしないほうがいい人の特徴
前述したとおり副業にはデメリットもあるため、収入を増やしたいからといって誰にでもオススメできるものではありません。
とくに副業には向かない人の特徴を3つ解説するので、当てはまっているものがないかチェックしてみてください。
時間に余裕がない人
現時点ですでに時間の余裕がない人は、やることが増えることでさらに追い込まれてしまうため副業はオススメしません。
どうしても副業をしたいなら、家事は便利家電や代行サービスを利用したり、趣味に時間を割きすぎているなら少し削ってみたり、「代わりにやめられること」がないかを探してみましょう。
ただし家電の購入や代行サービスにはもちろん費用がかかるため、副業で得られる収入やスキルとのバランスを考える必要があります。
簡単に稼げると思っている人
副業をする人が増えて身近になったことで、「簡単に稼げる」「誰でもできる」といったイメージも世間に広がっています。
しかし、そんなにおいしい話はないと理解しておきましょう。
特別なスキルも道具も必要なく手軽にできる副業もあることは確かですが、そういった仕事で高収入を得ることは難しいです。
稼ぐためにはやはり知識やスキルを磨いて、ほかの人とは差をつける必要があるのです。
副業をする目的が明確になっていない人
副業をはじめる際は、「本業とは別にどうしてもやりたい仕事がある」「将来の夢を叶えるために必要」「本業に活かすため」など、「なんのためにやるのか」を明確にしておきましょう。
目的が明確でなく「なんとなく」「とりあえずお金が欲しい」といった気持ちではじめてしまうと、時間や気持ちの余裕がなくなることに耐えられません。
「お金を稼ぎたい」が理由でも構いませんが、「なぜ」稼ぎたいのかがはっきりしていないと、長く続けることは難しいです。
副業のメリット
副業にはもちろんデメリットだけではなくメリットもあります。
ここでは5つのメリットを解説しますが、副業に挑戦しようか迷っている今の段階では気づいていないものもあるかもしれません。
メリットとデメリットを併せて理解したうえで、最終的にやるかやらないか判断しましょう。
収入源が増える
副業のメリットとしてまずあげられるのは、収入源が増えることです。
単純に今よりも多くの収入を得ることができることはもちろんですが、万が一なにかの理由で本業を続けることができなくなった場合に、ほかに収入源があるのは非常に心強いです。
新型コロナウイルスの影響によって多くの企業が倒産し、事業縮小によって収入が激減した人も少なくありません。
また、体調不良や配偶者の転勤、子育てや介護との両立など、さまざまな理由で会社員として働き続けることが難しくなったときにも、ほかの働き方を選べることで安心感を得られます。
違う仕事を経験できる
「今の仕事をこのまま続けていくのか」と迷いを抱えている人は、本業を続けたまま副業として違う仕事に挑戦することで転職するかどうかの判断をしやすくなります。
本業をやめて新たな仕事をはじめてから「やっぱり違ったな」と思っても、戻ることは簡単ではありません。
ただ考えているのと実際にやってみるとでは雲泥の差があるため、まずは副業で様子を見てみるのもひとつの手です。
今の仕事をやめる勇気が出ない人も、副業として取り組んでみることで「やっていけそう」と自信を持つことができれば、より活き活きと働ける仕事に就けるかもしれません。
新しいスキルが身に付く
副業によって新たなスキルを身につけることができると、本業でも活かしてよりよい成果をあげられることがあります。
たとえば本業では広報を担当している人が、副業でSNSマーケティングやライティングのスキルを身につけたとします。
本業でもそのノウハウを活かしてSNSのフォロワーを獲得したり、集客につなげたりすることができるかもしれません。
成果を伸ばすことで評価され、副業の収入のみならず本業でも昇進や収入がアップする可能性もあるのです。
将来の選択肢が増える
副業が軌道に乗れば、そのまま2つの収入源を持ち続けることもできますし、本業はやめて自ら事業を立ち上げることもできます。
起業したりフリーランスとして働いたりする場合は、働く時間や場所、仕事量など自分で自由に決めることが可能です。
また、副業によって本業に直結するスキルを身につけることができれば、希望部署への異動や新たな事業の立ち上げなど社内でもさまざまな可能性が広がっていきます。
副業でスキルを身につけることで、より幅広い選択肢から自分の希望の働き方を選ぶことができるようになるのです。
時間を有効活用できるようになる
副業をはじめれば当然自由に使える時間が減るので、時間を有効活用して効率的に動くことができるようになります。
「やらなければいけないこと」が増えれば、必然的に「やらなくてもいいこと」をする時間は削られるのです。
なんとなくSNSを見ている時間やとくに興味のないテレビ番組を眺めている時間などが減って、より充実した生活を送ることができます。
もちろんそういった時間がリフレッシュになっている人もいますし、ゆっくり過ごしたり趣味に没頭したりするための時間を確保できる程度に、仕事量を調整することも大切です。
副業しないと生きていけない人にオススメ!地味に儲かる副業
「副業でまとまった収入を得たい」「あまり時間はかけられないけど稼ぎたい」「時間を調整できる仕事をしたい」と考えている人にオススメな、地味に稼げる副業を3つ解説します。
ノースキルではじめられるものや家でできる仕事、外に出て働く仕事などさまざまなので、希望の働き方に合う仕事にチャレンジしてみましょう。
フードデリバリー(Uber Eats)
フードデリバリーの配達は近年需要が急拡大している仕事で、スキマ時間で手軽にできるため人気の副業です。
なかでも代表的な「Uber Eats」で仕事を受ける場合、あらかじめ登録を済ませておき仕事ができる状態になったらアプリを起動してスタンバイ状態にしておきます。
すると、近くで注文が入った際に配達リクエストが届くため、承認をすることで仕事を受けられます。
アルバイトとは異なりシフトが決まっているわけではないため、スケジュール調整がしやすいことがメリットです。
Webライター
在宅ワークでしっかり稼ぎたい人に人気の副業がWebライターです。
インターネット上に掲載されるさまざまな記事を執筆する仕事で、幅広いジャンルの案件があるため、自分の得意なテーマを選べば特別な知識やスキルがなくてもはじめることができます。
医療や金融など本業で専門知識を身につけている場合は、その知識を活かすことでよりレベルの高い案件を受けることができるため、高単価を狙えます。
初心者のうちは、「クラウドワークス」などのクラウドソーシングサービスを利用して仕事を探すことがオススメです。
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://freelance.web-box.co.jp/media/you-should-stop-crowdworks/]美容モニター
美容モニターとは、エステや脱毛、化粧品、美容用品などのモニター体験をしてアンケートに回答することで、謝礼金をもらえるものです。
通常は料金を払ってサービスを受けたり商品を購入したりするところを無料で体験できる、または割引価格で購入できるなど通常よりも安い料金で試せるため、美容に興味のある女性に人気の副業です。
店舗に行って体験する時間がとれない人は、化粧品や健康食品、ダイエットグッズ、サプリメントなど在宅で試せる案件もあります。
「ヴィーナスウォーカー」などのサイトがあり、登録は無料のため、まずは登録しておいて気になる案件があるときに挑戦してみましょう。
副業しないとやばい?はじめやすい副業
「どうしても収入を増やしたい」と考えている人のなかにも、なかなかまとまった時間がとれない、家庭の事情などで家で仕事をしたいなど、さまざまな事情があります。
そんな人でも比較的はじめやすい、手軽な副業を5つ紹介します。
自分の好きなことやできること、得意なことから、できそうなものに挑戦してみてください。
アフィリエイト
アフィリエイトとは、SNSやブログなどで商品やサービスを紹介し、自分が紹介したリンクを経由して売れると紹介料として報酬が入るシステムです。
すでに多くのフォロワーを抱えている人などは、リンクをつけて商品を投稿するだけなので手軽にはじめることができます。
これからはじめる場合はフォロワーを集めるまで時間がかかりますが、軌道に乗ればコンスタントに収入が見込めます。
SNSの投稿やブログ作成が好きな人にとっては、趣味の延長で取り組める副業です。
フリマアプリ
ほかの「副業」とは少し毛色が違いますが、収入を得る点では不用品を販売するフリマアプリも有効です。
フリマアプリでは商品の写真を撮ったり紹介文を書いたりする必要があるため手間がかかりますが、その分リサイクルショップなどで買取に出すよりも高く売れることが多いです。
また、「メルカリ」や「楽天ラクマ」など、ユーザー数が多いサービスを利用するとより早く売れる可能性が高くなります。
より高く売るための出品のコツも本やブログ、SNSなどで多数紹介されているため、参考にしていらないものをお金に換えていきましょう。
アンケートモニター
アンケートモニターとは、企業から依頼されたアンケートに答えることで報酬やポイント(楽天ポイント、dポイントなど)をもらえる副業です。
スマホで1分程度でできる手軽なものから、実際に店舗を訪れる体験型や覆面調査、インタビューなどさまざまな案件があります。
簡単なものであれば移動中や仕事の休憩中など短時間で済ませることができるため、すきま時間を有効活用したい人にオススメです。
ハンドメイド
ものづくりが得意な人は、ハンドメイド作品を制作してネット上で販売する副業もあります。
アクセサリーや洋服、食器、インテリア雑貨などが多数出品されているほか、オーダーメイドでつくる幼稚園や小学校で使うバッグやポーチなども需要が高い商品です。
普段から趣味で作っている人は、そのまま仕事につなげることができる方法です。
スキルを仕事にする
「得意なことがあるけどどうやって仕事にしたらいいかわからない」と悩んでいる人は、自分が持っているスキルを商品として出品する「スキルシェアサービス」がオススメです。
実際に出品されているスキルは、イラスト制作やロゴデザイン、Webデザインなどクリエイティブなものから、悩み相談や家事代行、オンラインレッスンなど多岐に渡ります。
気になる人は、どんなことが仕事になっているかまずは実際にサイトをチェックしてみましょう。
収入アップを目指すならオススメしない副業・アルバイト
一時的な収入を得るために副業をする人はいいのですが、長期的に収入をあげていきたい人は慎重に仕事を選ばなければいけません。
労力ばかりがかかって収入アップが見込めないようでは、疲弊してしまって長続きしない可能性があります。
収入を増やしていきたいと考えている人は、ここで解説する3つのポイントは避けて副業を選びましょう。
リスクがあるもの
リスクがある副業として代表的なものは株やFX、仮想通貨などの投資です。
現在は投資に挑戦する人が増えており、比較的リスクが少ないものは資産運用として活用できます。
しかし、低リスク商品から大きなリターンを得ることは難しく、副業としてある程度の収入を得るためにはリスクをとる必要がありますし、経済の動きに常にアンテナを張っておかなければいけません。
収入が増える可能性がある一方で、新型コロナウイルスによる経済危機のような不測の事態が起きることで大幅に資産を減らす危険性もあるため、気軽に挑戦することはオススメしません。
スキルアップにつながらないもの
ずっと同じことをしていても収入を増やすことはできないので、効率的に稼ぐためには高いスキルを身につける必要があります。
依頼する側としてはできるだけ安くやってもらいたいと考えるため、誰でも簡単にできてしまう仕事であれば定単価でも手を上げる人がいます。
また、アルバイトとして時給で働いていると大幅な時給アップは難しいですし、ほかで通用するスキルが身につけられるケースも少ないのです。
Webライターやデザイン、SNS運用など、「自分のスキルを磨ける仕事」で成果をあげ、「ほかの人にはできない仕事」「ライバルが少ない仕事」を受けることで収入アップを目指しましょう。
単価アップが見込めないもの
一時的な収入を得ることが目的であればいいのですが、長期的に収入アップを目指していきたい場合は単価や収入アップが見込めるかどうかをしっかり見極めましょう。
仕事内容によってどの程度収入を伸ばせるのか、そのために必要な時間や労力、スキルが異なります。
そういった情報を得るためには、実際にその仕事に取り組んでいる人のブログやSNSなどで体験談をチェックすると、最もリアルな声を聞くことができます。
また、ハンドメイドであれば商品販売サイト、Webライターならクラウドソーシングの募集ページなどを見ることで、おおよその相場を把握することも可能です。
副業しない人が収入アップを目指す方法
副業をはじめる人の多くが収入を増やすことを目的としていますが、もちろん副業をせずに収入アップを目指すこともできます。
とくに副業禁止の企業に勤めている人はリスクが伴うため、いつかバレるかもしれないと怯えるよりは本業で今よりも稼ぐ方法を考えるほうが無難です。
2つの方法を紹介するので、副業をはじめる前に選択肢に入れてみてください。
資格を取る
企業によっては資格手当の制度があるため、特定の資格を取得することで月々の給与に手当がつきます。
また、資格取得を目指して勉強をすることで仕事に活かせる知識やスキルが身につけば、それまで以上の成果をあげることができ昇進や昇給も期待できます。
勉強には時間がかかるため今すぐに収入がアップすることはできませんが、一度取得してしまえばその後は手当やアップした給与をもらい続けることが可能です。
企業の制度や目指す資格など個々の状況によっては、長期的に見れば副業をするよりも効率的な方法かもしれません。
転職する
今の仕事の経験を活かして、より高い収入を得られる企業に転職するのもひとつです。
未経験の職に就くとなると収入アップを目指すのは簡単ではありませんが、同業であれば同じ仕事でもより待遇のいい企業があるかもしれません。
とくに専門知識が必要な仕事の場合、経験がある人は即戦力として活躍できますし、収入面でも交渉の余地があります。
条件に合う企業がなければ今の仕事を続ければいいだけなので、まずはどんな企業があるか、転職サイトや転職エージェントを利用してチェックしてみましょう。
稼ぐ方法は副業だけではない!自分に合った収入アップ方法を探そう
働き方が多様化するなかで、副業を可とする企業も多く副業に挑戦する人も増えています。
しかし、収入やスキルなど得られるものがある一方でデメリットがあることも事実です。
収入を増やす方法は副業だけではないので、さまざまな選択肢を知ったうえで自分にもっとも合うものを見つけましょう。