「エックスサーバーで独自ドメインを取得すると、費用はどれくらいかかるの?」
このような疑問をお持ちではないでしょうか?
この記事では、エックスサーバーで使用する独自ドメインの基本的な使い方を中心にご紹介します。
最後まで読むことで、Xドメインの費用が無料になる情報や、独自ドメインの基礎知識について学習できるでしょう。
また、他社のレンタルサーバーから独自ドメインを移管する手順や、ドメインを紐付けするネームサーバーの設定方法も解説しているので参考にしてみてください。
エックスサーバー|独自ドメインサービスの料金紹介
ドメインにかかる費用は、「登録料金」と「更新料金」の2種類があります。
- 登録料金…新規でドメインを取得する際に発生する費用
└最安値のドメイン名は1円~提供されている - 更新料金…契約更新する際に発生する費用
└1,000円~3,000円程度の価格帯が多い
詳細な料金設定については公式サイトでご確認ください。
2024年版|エックスサーバーの独自ドメイン料金がお得になる方法
エックスサーバードメインをお得に利用する方法をご紹介します。
本記事では「エックスドメイン」を用いた特典の活用法を取り上げています。
エックスサーバーのドメイン取得キャンペーンを活用する
エックスサーバーに契約すると、特定の独自ドメインが永久無料で提供されます。
※永久無料特典で取得できる独自ドメインの種類は、契約プランによって異なる
当特典は、新規取得、移管申請、エックスサーバーで契約中のドメインに適用されます。
また、スタンダードプランにて当特典を利用する際は、以下の手順で手続きを進めてください。
- 契約期間「12ヶ月」以上を選択して料金を支払う
- 「自動更新設定」を有効化する
プレミアム・ビジネスプランなら、契約期間・自動更新設定を問わず特典の申請が可能です。
エックスサーバーの独自ドメイン永久無料特典のメリット
エックスサーバーとエックスドメインの同時契約で適用される、永久無料特典のメリットについて解説します。
他社ドメインを契約するよりコストが安くなる
エックスサーバーを契約する際、「エックスドメイン」以外で独自ドメインを取得すると、以下のコストがかかります。
- 取得料金/1円〜300円程度
- 更新費用/1,300円〜5,000円程度
※上記は独自ドメイン1個あたりの費用
※個人向けWebサイトのドメイン契約を仮定した金額
エックスサーバーの場合、提供サービスであるエックスドメインを使用することにより、契約条件によっては永久無料で独自ドメインを保持できます。
エックスサーバーを解約しない限りドメイン更新料が永久無料になる
エックスドメインとの同時契約による独自ドメイン永久無料特典は、エックスサーバーを解約しない限り永続します。
エックスサーバーから他社のレンタルサーバーへ移行した場合は、上記の特典が失効し、エックスドメインの更新料金が加算されます。
エックスサーバーの独自ドメイン永久無料特典のデメリット
エックスサーバーとエックスドメインの同時契約で適用される、永久無料特典のデメリットについて解説します。
永久無料になる独自ドメインは1個のみ
永久無料特典の適用になる独自ドメインは1個のみです。
2個目以降は有料になるので注意しましょう。
スタンダードプランは特典適用に条件がある
スタンダードプランには、特典適用に以下の条件を満たす必要があります。
- 12ヶ月以上の契約期間を選択して料金を支払う
- 「自動更新設定」を有効にする
プレミアムプランとビジネスプランを選択して契約する場合は、上記の設定条件に関係なく特典の申請が可能です。
エックスサーバーユーザー必見!独自ドメインの基礎知識
独自ドメインの基本について解説します。
独自ドメインとは?
独自ドメインとは、自分の好みの文字列で作ったインターネット上で割り当てられる住所のことです。
【例】
- Webサイトの場合/✕✕△△.zmagazine.com
- メールアドレスの場合/✕✕△△@zmagazine.com
独自ドメインには有効期限があり、1年ごとに更新費用を支払って手続きすると、対象ドメインのWebサイトやメールアドレスを維持できます。
また、新規ではなく中古の独自ドメインを使用し、ドメインパワーを実験的に試すケースもあります。
中古ドメインはSEOに強く、検索上位されやすいメリットがある一方、過去に運営されていたサイトの悪い評価も引き継ぐ欠点があります。
また、新規ドメインよりも高額になるケースも多いため、使用する際は注意が必要です。
中古ドメインは中古ドメイン販売店にて購入できます。
独自ドメイン名は短くシンプルに設定する
独自ドメイン名は、短くシンプルに設定することでサイト訪問者(ユーザー)の印象に残り、覚えてもらいやすくなります。
また、以下のポイントをおさえてドメイン名を決めることで、よりユーザーに好印象を持たせることができます。
- Webサイト・ブログの核となるテーマを含める
- 自社名やブランドネームを含める
ドメイン名が長すぎると記憶に残りにくく、どのような会社・Webサイトなのかユーザーに伝わりにくくなります。
また、Webサイトの趣旨が不明瞭なドメイン名は、ユーザビリティの低下につながり、Googleからのサイト評価に悪影響が出るため注意しましょう。
エックスサーバーユーザー必見!独自ドメインのメリット
独自ドメインのメリットについて解説します。
競合サイトと差別化しやすい
好みの文字列を選べる独自ドメインは、他社の競合サイトとの差別化に役立ちます。
例えば、自社のサービス名やブランド名を独自ドメインに盛り込むことで、消費者(サイト訪問者)への印象づけが可能です。
Googleのサイト評価が上がりSEOに有利
独自ドメインは会社名や自社ブランドなど、ユーザーが認識しやすい文字列を含めることで、SEOに有利になると考えられます。
ただ、Googleのサイト評価に好影響を与えるのは、ドメイン名よりもWebサイトのコンテンツです。
ユーザーにとって役立つ情報提供がSEO対策に最も有効なため、日頃から上質なコンテンツ提供を心がけましょう。
Webサイトの信頼性が向上する
独自ドメインを取得・設定することで、Webサイトやブログの信頼性が高まり、サイト訪問者に安心感を与えます。
特にビジネスサイトの場合、無料で入手できる共有ドメインを使用すると、ユーザーに不信感を与えてしまい、自社のイメージダウンにつながります。
独自ドメインの保有にはコストがかかりますが、レンタルサーバー代を合算しても年間20,000円前後に収まり、決して高い経費ではありません。
自社の信頼性を担保するためにも、最低限の投資をおすすめします。
エックスサーバーユーザー必見!独自ドメインのデメリット
独自ドメインのデメリットについて解説します。
独自ドメインの取得・更新にコストがかかる
独自ドメインは、取得・更新の際にコストがかかります。
独自ドメインの有効期限は1年間で、年毎に更新手続きが必要です。
万一更新手続きを忘れた場合、これまで使用してきた独自ドメインと、対象ドメインのWebサービス(サイト・ブログ・メールアドレスなど)が消失するので気をつけましょう。
ただし、レンタルサーバーとの同時申し込みの場合、契約条件によって独自ドメインの取得・更新料が無料になることがあります。
IT知識や管理能力が必要になる
独自ドメインを利用する際は、ネームサーバーの認証が必要になり、設定時にITスキルを要します。
ネームサーバーの設定は、原則運営者側のサポートが受けられないため、自己対応になります。
ネームサーバのセッティング経験がない場合は、レンタルサーバー会社のマニュアルを熟読し、事前に設定方法を確認しておくと安心です。
エックスサーバーユーザー必見!Xドメインの使い方
Xドメインを正しく使うために、取得から設定までの手順を解説します。
①エックスドメインで独自ドメインを検索・取得する
エックスドメインで、希望する独自ドメイン名を検索します。
他の利用者がいないドメイン名であれば取得可能です。
②エックスサーバーでドメイン設定をおこなう
次に、エックスサーバーでドメイン設定をおこないます。
- Xserverアカウントにログインし、「ショップ」の「サーバー管理」からサーバーパネルへ移動
- 「ドメイン設定」をクリック
- 取得したドメイン名を入力し、「確認画面へ進む」をクリック
- 内容を確認し、「追加する」ボタンをクリック
エックスサーバーの独自ドメインに関するよくある質問
エックスサーバーの独自ドメインに関するよくある質問に回答します。
エックスサーバーのネームサーバーの設定手順が知りたい
エックスサーバーでネームサーバーを設定する際は、以下の手順を参考にしてください。
- Xserverアカウントへログインし「ドメイン」からネームサーバーを設定するドメイン名を選択する
- ネームサーバー設定画面の「設定変更」をクリックする
- 希望するネームサーバーを選択し「確認画面へ進む」をクリックする
- 内容を確認して「設定を変更する」をクリックして完了
エックスサーバーに他社ドメインを紐付けできる?
他社で取得したドメインをエックスサーバーに紐付けできます。
他社のドメインをエックスサーバーで使用するには、取得先である管理事業者側でネームサーバーを変更してください。
エックスサーバーへドメイン移管するには?
他社で取得したドメインをエックスサーバーへ移管する際は、以下の手順で移管申請をおこなってください。
- 公式サイトからXserverアカウントへログインする
- トップページの契約ドメイン一覧から「ドメイン移管」をクリックする
- 「移管申請(登録事業者の変更)」をクリックし、移管を希望するドメイン名を1行につき1ドメイン入力する
- 申込内容を確認し、支払い方法を選択する
- 移管元のドメイン会社へ「移管申請への承認依頼」が送信されたら、承認作業を依頼・問い合わせをする
- 承認作業完了後、1週間〜10日程度で移管が完了したら、エックスサーバーから「移管完了メール」を受け取る
エックスドメインで中古ドメインは販売している?
エックスドメインで中古ドメインは販売されていません。
中古ドメインは、以下の販売店にて購入できます。
- お名前.com
- アクセス中古ドメイン
- リユースドメイン
まとめ|エックスサーバーの契約にはエックスドメインがおすすめ
エックスサーバーを活用するなら、エックスドメインとの同時契約がおすすめです。
エックスドメインとセットで契約することで、条件に応じて独自ドメイン(1個)にかかる費用が永久無料になります。
また、上記の特典に限らず、エックスサーバーは無料独自SSLやWordPressのインストールツールなど、サービス提供が魅力です。
当社は2020年、2021年よりもハイスペックなシステムを追加採用しているため、機能・安全性を徹底したいユーザーに人気です。
このほか、WordPressの設置やサイトマップの作成方法など、初心者向けにホームページ作成の関連記事も公開しています。
上述の無料特典やさまざまなサービスを活用し、エックスサーバーでWordPressサイトやメールアドレスの作成、ブログ運営を始めてみてください。