おすすめのレンタルサーバーを徹底比較!選び方・種類を目的別に解説!

「法人向けにおすすめのレンタルサーバーを知りたい」

「WordPressにおすすめのレンタルサーバーってどれ?」

このような疑問をお持ちではないでしょうか?

この記事では、Webサービスにおすすめのレンタルサーバーを目的・ユーザー別に紹介します。

最後まで読むことで、自分のサイトに相応しいサービスを見つけることができるでしょう。

格安で良質なシンサーバーや無料レンタルサーバー、ゲームに最適なサービスなどを網羅しているので、参考にしてみてくだい。

以下の表は、「エックスサーバービジネス」、「さくらのレンタルサーバー」、「ロリポップ」の法人向けレンタルサーバープランをまとめたものです。

サービス名プラン名契約期間と月額料金(税込)初期費用ディスク容量ディスク種類転送容量制限MySQL上限バックアップサポート
エックスサーバービジネスエンタープライズプラン3ヶ月:15,048円
6ヶ月:13,794円
12ヶ月:12,540円
24ヶ月:11,913円
36ヶ月:11,286円
16,500円500GBSSD無制限無制限過去14日分メール:24時間
チャット・電話:平日10:00〜18:00
さくらのレンタルサーバービジネスプロプラン1ヶ月:4,714円
12ヶ月:3,929円
24ヶ月:3,866円
36ヶ月:3,819円
無料900GBSSD無制限400個チャット、メール、電話(コールバック予約)
ロリポップエンタープライズプラン1ヶ月:2,640円
3ヶ月:2,640円
6ヶ月:2,420円
12ヶ月:2,365円
24ヶ月:2,255円
36ヶ月:2,200円
無料1.2TBSSD無制限無制限メール:24時間
チャット:平日9:30〜13:00、14:00〜17:30
電話:平日10:00〜18:00

法人サイトにおすすめの人気レンタルサーバーランキング

法人向けレンタルサーバー

法人サイトにおすすめのレンタルサーバーを、ランキング形式でご紹介します。

  1. 1位:エックスサーバービジネス|エンタープライズプラン
  2. 2位:さくらレンタルサーバー|ビジネスプロプラン
  3. 3位:ロリポップ!|エンタープライズプラン

1位:エックスサーバービジネス|エンタープライズプラン

エックスサーバー

エックスサーバービジネスは、国内シェアNo1の大手レンタルサーバー「エックスサーバー」が運営する法人向けレンタルサーバーです。

ディスク容量などのサーバー性能は、通常のエックスサーバーとほぼ同じですが、セキュリティ対策や安定稼働体制・サポート体制が充実しています。

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通常のエックスサーバーよりも月額は高くなりますが、安定性やセキュリティを重視するならエックスサーバービジネスを選びましょう。
検証プラン名エンタープライズプラン
契約期間・月額料金(税込)
  • 3ヶ月:15,048円
  • 6ヶ月:13,794円
  • 12ヶ月:12,540円(キャッシュバックで実質8,778円)

  • 24ヶ月:11,913円(キャッシュバックで実質8,339円)

  • 36ヶ月:11,286円(キャッシュバックで実質7,900円)

※キャッシュバックキャンペーン期間は2024/2/5 12:00まで

初期費用16,500円
ディスク容量500GB
ディスク種類SSD
転送容量制限無制限
MySQL上限 無制限
マルチドメイン 無制限
バックアップ過去14日分
サポートメール:24時間
チャット・電話:平日10:00〜18:00

出典:エックスサーバービジネス

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2位:さくらレンタルサーバー|ビジネスプロプラン

さくらインターネット

さくらのレンタルサーバーは、さくらインターネット株式会社が運営してるサーバーレンタルサービスです。

レンタルサーバーの運営歴は20年以上と長く、データセンターを自社管理しているため転送量が多いという特徴があります。

検証プラン名ビジネスプロプラン
契約期間・月額料金(税込)
  • 1ヶ月:4,714円

  • 12ヶ月:3,929円

  • 24ヶ月:3,866円

  • 36ヶ月:3,819円

初期費用無料
ディスク容量900GB
ディスク種類SSD
転送容量制限無制限
MySQL上限400個
バックアップ
サポートチャット、メール、電話(コールバック予約)

出典:さくらインターネット

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3位:ロリポップ!|エンタープライズプラン

ロリポップ

ロリポップは、月額料金の安さで人気のレンタルサーバーです。

上位プランの「エンタープライズプラン」では、SSD1.2TB、月間転送量は無制限と、法人サイトも捌けるスペックとなっています。

検証プラン名エンタープライズプラン
契約期間・月額料金(税込)
  • 1ヶ月:2,640円

  • 3ヶ月:2,640円
  • 6ヶ月:2,420円
  • 12ヶ月:2,365円

  • 24ヶ月:2,255円

  • 36ヶ月:2,200円

初期費用無料
ディスク容量1.2TB
ディスク種類SSD
転送容量制限無制限
MySQL上限無制限
バックアップ
サポートメール:24時間
チャット:平日9:30〜13:00、14:00〜17:30
電話:平日10:00〜18:00

出典:ロリポップ

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2024年版|WordPressに最適!おすすめの安いレンタルサーバーを比較

ワードプレス向けレンタルサーバー

WordPressにおすすめの格安レンタルサーバーを比較・検証しました。

  1. エックスサーバー
  2. シンレンタルサーバー
  3. ConoHa WING|GMO

エックスサーバー

エックスサーバー

エックスサーバーは、国内シェアNo1の大手レンタルサーバーで、王道ともいえるレンタルサーバーです。

2003年から運用を開始しており、運用サイト件数は190万超と国内トップレベルを誇ります。

価格とサーバー性能・機能およびサポートのバランスが良いレンタルサーバーです。

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エックスサーバーは利用者が多いので、ネットに情報がたくさん載っていてわからないことを調べやすいです!
検証プラン名スタンダードプラン
契約期間・月額料金(税込)
  • 12ヶ月まで・1,100円
  • 24ヶ月・1,045円

  • 36ヶ月・990円

初期費用3,000円(キャンペーン中は無料)
ディスク容量(SSD)300GB
vCPU6コア
メモリ8GB
転送量 無制限
マルチドメイン 無制限
バックアップ過去14日分
サポートメール:24時間
チャット・電話:平日10:00〜18:00

出典:エックスサーバー

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シンレンタルサーバー

 シン・レンタルサーバー シン・レンタルサーバーは、エックスサーバーの技術をベースとして、新技術を導入した高機能レンタルサーバーです。

「エックスサーバー」との互換性が高く、利用者が多いためネット上に情報がたくさん載っているのがポイントです。

検証プラン名ベーシック
契約期間・月額料金(税込)
  • 3ヶ月 2,970円
  • 6ヶ月 5,940円
  • 12ヶ月 10,560円
  • 24ヶ月 19,800円
  • 36ヶ月 27,720円
初期費用なし
ディスク容量(SSD)300GB
vCPU6コア
メモリ8GB
転送量
マルチドメイン無制限
バックアップ
サポートメール、電話

出典:シン・レンタルサーバー

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ConoHa WING|GMO

ConoHa WING

ConoHa WINGは、GMOインターネットグループ株式会社が運営しているレンタルサーバーです。

公式サイトによると「国内レンタルサーバーサービスWebサーバー処理速度ランキング」で国内1位となり、2位よりも約2倍も速かったという結果が出ています。

また、他社サーバーの同レベルのプランと比べて月額料金も安いという特徴があります。

検証プラン名ベーシック
契約期間・月額料金(税込)
  • 12ヶ月・941円

  • 24ヶ月・889円

  • 36ヶ月・678円

初期費用無料
ディスク容量(SSD)300GB
vCPU6コア
メモリ8GB
転送量 無制限
マルチドメイン 無制限
バックアップ過去14日分
サポートメール・チャット・電話
平日10:00〜18:00

出典:ConoHa WING

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個人ブログ・ホームページにおすすめの有料レンタルサーバーを比較

個人ブログ・ホームページ運営におすすめの有料レンタルサーバーをご紹介します。

  1. ロリポップ!
  2. mixhost
  3. リトルサーバー

ロリポップ!

ロリポップロリポップは、月額料金の安さで人気のレンタルサーバーです。

最も低価格の「エコノミープラン」は、月額100円で利用できます。

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WordPressの導入が簡単で、初心者でも簡単に利用できます。
比較プランスタンダード
容量300GB
独自ドメイン200個
広告表示なし
サポート電話、メール、チャット
WordPress設置可能数
MySQL50個
phpMyAdmin
メール機能
無料独自SSL

出典:ロリポップ

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mixhost

mixhost

mixhostは、アズポケット株式会社が運営するレンタルサーバーで、サーバー性能や高速化への取り組みに定評があります。

上位プランが初回支払時には半額以下で利用でき、アダルト系の利用も可能となっています。

検証プラン名スタンダード
契約期間・月額料金(税込)
  • 3ヶ月・1,518円
  • 6ヶ月・1,298円

  • 12ヶ月・1,078円

  • 24ヶ月・1,023円

  • 36ヶ月・968円

初期費用無料
ディスク容量(SSD)250GB
vCPU6コア
メモリ8GB
転送量 無制限
マルチドメイン 無制限
バックアップ過去14日分
サポートメールのみ

出典:mixhost

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mixhostの問い合わせはメール対応のみなので、「電話でわからないことを聞きたい!」という人には不向きです。

リトルサーバー

リトルサーバー

リトルサーバーは、さくらインターネット株式会社が運営してるサーバーレンタルサービスです。

レンタルサーバーの運営歴は20年以上と長く、データセンターを自社管理しているため転送量が多いという特徴があります。

検証プラン名ビッグプラン
契約期間・月額料金(税込)
  • 6ヶ月・470円

  • 12ヶ月・430円

初期費用920円
ディスク容量(SSD)120GB
vCPU
メモリ
転送量180GB
独自ドメイン無制限
バックアップ7日
サポートメール

出典:リトルサーバー

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初心者ならどこがいい?Webサイトにおすすめの無料レンタルサーバー

おすすめの無料レンタルサーバー

初心者にも使いやすいおすすめの無料レンタルサーバーをご紹介します。

  1. WordPress.com|無料プラン
  2. スターサーバーフリー|フリーPHP+MySQL
  3. XFREE|WordPress機能
  4. XREA|XREAFree
  5. Google Cloud Platform|Googleの無料レンタルサーバー

WordPress.com|無料プラン

wordpress.com
WordPressには、「WordPress.org」と「WordPress.com」があり、一般的に知られているのは「WordPress.org」のほうで、サーバーの契約やドメインを取得して使うことができます。

「WordPress.com」は自分でサーバーの契約やドメインの取得をする必要がなく、完全無料でWebサイトを開設できます

ただし、使える機能に制限があり、無料プランでは広告を使った収益化が禁止されているため注意が必要です。

容量1GB
独自ドメイン×
広告表示あり
サポートなし
WordPress設置可能数
データベース容量
MySQL12個
phpMyAdmin
メール機能
無料独自SSL

出典:WordPress.com

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スターサーバーフリー|フリーPHP+MySQL

スターサーバーフリースターサーバーフリー(StarServer Free)は、ネットオウル社が運営する無料のレンタルサーバーです。

スターサーバーフリーの「フリー PHP+MySQLプラン」では、WordPressが完全無料で利用できます。

容量2GB
独自ドメイン1個
広告表示あり
サポートなし
WordPress設置可能数
データベース容量50MBまで(制限値)
MySQL1個
phpMyAdmin
メール機能
無料独自SSL

出典:スターサーバーフリー

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簡単インストールが利用できるので導入が簡単です。

シン・クラウド for Free(旧:エックスフリー)|WordPress機能

シン・クラウド for Free高速表示で定評のあるエックスサーバー株式会社が運営する無料レンタルサーバー「XFree(エックスフリー)」は、2023年10月に「シン・クラウド for Free」にリニューアルしました。

有料サービス級の高性能レンタルサーバーが、月額料金なしで無料で利用できます

サーバーの大手エックスサーバーが運営しているため、サーバー障害がほとんど起きないというのがメリットです。

2023年12月現在、エックスフリーは新規申し込みの受付を停止しています。
容量10GB
独自ドメイン10個
広告表示なし
サポートなし
WordPress設置可能数5個
データベース容量500MB
MySQL5個
phpMyAdmin
メール機能
無料独自SSL

出典:シン・クラウド for Free

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XREA|XREAFree

XREAFree

XREAの運営会社は、バリュードメインなども提供するGMOデジロックです。

XREA Freeは、無料で使えるレンタルサーバーの中では珍しく、メール・チャットサポートに対応しています

また、無料プランでもメールアドレスが取得できるのも嬉しいポイントです。

容量1GB
独自ドメイン10個
広告表示あり
サポートメール・チャット
WordPress設置可能数1個
データベース容量5GB
MySQL1個
phpMyAdmin
メール機能
無料独自SSL

出典:XREA

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Google Cloud Platform|Googleの無料レンタルサーバー

Google Cloud Platform(GCP)は、Googleが提供する無料レンタルサーバーです。

300ドル分の無料利用枠が付与されるため、一定の利用料を超えるまでは無料で利用できます

Googleが提供しているサービスなので、安全性が高いうえに高速処理が可能となっています。

容量30GB
独自ドメイン
広告表示なし
サポートなし
WordPress設置可能数
データベース容量
MySQL
phpMyAdmin
メール機能
無料独自SSL

出典:Google Cloud

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レンタルサーバーとは?基礎知識について解説

レンタルサーバーの基礎知識について解説します。

基本を解説

レンタルサーバーの基本について解説します。

  1. レンタルサーバーとは?役割やしくみについて解説
  2. レンタルサーバーでできることは?

レンタルサーバーとは?役割やしくみについて解説

レンタルサーバーとは、サーバーを貸し出すサービスのことを指します。

サーバーを貸し出しする事業者は、データセンターなどの専用施設にサーバーを設置して、常にメンテナンスを行ってユーザーに貸し出しています。

サーバーは自作することも可能ですが、専門的な技術や、時間と労力がかかります。

そのため、Web サイトを初めて作る人や、サーバー構築の知識がない人は、レンタルサーバーを利用するのが一般的です。

レンタルサーバーでできることは?

レンタルサーバーでできることは、サーバー会社によって異なりますが、おもに以下の内容となります。

  1. ホームページやブログを開設できる
  2. ネットショップも作れる
  3. ホームページにアフィリエイト広告を掲載できる
  4. メールアドレスが作れる
  5. SSLを無料で利用できる
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WordPressの簡単インストールなどの便利機能も付いてくるのでコスパは抜群です!

4種類のレンタルサーバーを紹介

4つの種類

4種類のレンタルサーバーの特徴をご紹介します。

  1. 共用サーバーについて
  2. VPSサーバーについて
  3. 専用サーバーについて
  4. クラウドサーバーについて
◾️共用サーバー、VPSサーバー、専用サーバー、クラウドサーバーの特徴

サーバータイプ説明メリットデメリット
共用サーバー複数のユーザーが1台のサーバーを共有低コストで利用可能設定変更やソフトウェアの制限がある
VPSサーバーユーザーごとに専用の仮想領域がある設定変更などの自由度が高いサーバーに関する知識が必要
専用サーバー1台のサーバーを1ユーザーが独占安定した回線と大容量のスペース高コスト
クラウドサーバーインターネット上の仮想サーバーフレキシブルな利用が可能サービス提供者に依存する部分がある

共用サーバーについて

共用サーバーとは、1台のサーバーを複数のユーザーが共有して利用するサービスです。

共用サーバーは、他のサービスと比較して利用料金が安いのがメリットです。

安いレンタルサーバーであれば、月額数百円で利用できるので、ランニングコストが抑えられます。

ただし、1台のサーバーを複数の人が利用するので、サーバーの設定変更や使用できるソフトウェアに制限があり、自由度が低いというデメリットがあります。

VPSサーバーについて

仮想専用サーバーとは、サーバー上にユーザーごとの専用領域が用意されるサービスです。

ユーザー専用の仮想領域が与えられるので、サーバーの設定変更など自由度の高い運用が可能です。

そのため、共用サーバーではできなかったOSの選択や、アプリケーションの構築なども行えます。

仮想専用サーバーは、月額数千円程度から利用できるサービスが多いのもメリットと言えます。

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仮装専用サーバーは、メンテナンスなどを自分で行うため、サーバーに関する高度な知識が必要です。

専用サーバーについて

専用サーバーとは、1台のサーバーをユーザーが独占して使用できるレンタルサーバーです。

専用サーバーは、利用者がそのサーバーを独占できるため、安定したインターネット回線を確保できます

また、大容量のディスクスペースを独占して使用できるため、サイト運営が安定する点は大きなメリットといえます。

ただし、専用サーバーは他のサービスに比べ料金が割高で、初期費用や月額費用が数十万円かかるケースもあります。

クラウドサーバーについて

クラウドサーバーとは、インターネット上に構築された仮想サーバーのことをいいます。

サーバーの仮想化とは、複数の物理サーバを仮想的に1つのサーバーにまとめたり、1台の物理サーバ上に複数の仮想的なサーバーを構築することです。

クラウドサーバーを提供する事業者がネットワーク環境を所有、管理しており、サービスを契約することでネット上にあるサーバーを利用できます。

法人向けレンタルサーバーの正しい選び方

法人向けレンタルサーバーの選び方

法人向けレンタルサーバーの選び方についてご紹介します。

  1. レンタルサーバーの種類で選ぶ
  2. セキュリティ機能で選ぶ
  3. ディスク容量の大きさで選ぶ
  4. サポート・保証の充実度で選ぶ

レンタルサーバーの種類で選ぶ

レンタルサーバーの種類は主に以下の4つがあり、それぞれ特徴が異なります。

  1. 共用サーバー
  2. 専用サーバー
  3. VPSサーバー
  4. クラウドサーバー

いずれもコストの違いや利点・欠点があるため、特徴を把握してどのサーバーが使用目的に適しているか吟味しましょう。

メリットデメリット
共用サーバー
  • 料金が安い
  • 設定がシンプルで、初心者にも扱いやすい
  • サーバーのメンテナンスが不要
  • ほかのユーザーの干渉を受けやすい
  • OSなどの設定変更ができず、自由度が低い
専用サーバー
  • 1契約につき1つの専用サーバーを所有できる
  • 安定的なWebサービスの運用が可能
  • ソフトウェアの設置が可能で、自由度が高い
  • 運用コストが高い
  • サーバー管理・構築の専門スキルが必要
  • サーバー設定に時間がかかり、急なWebサイトの開設には不向き
VSPサーバー
  • カスタマイズしやすく、共用サーバーより自由度が高い
  • 専用サーバーよりコストが安い
  • 既存OSから好みのOSを選択できる
  • 専用サーバーより自由度が低い
  • サーバー設定に専門スキルが必要
クラウドサーバー
  • SSDが採用されており、巨大規模の自社公式サイトに適切
  • 仮想サーバーを複数所有できるため、柔軟性・拡張性に優れている
仮想サーバーの使用量によってコストが高額になる

セキュリティ機能で選ぶ

機密事項を扱う機会の多い法人契約は、セキュリティ機能を可能な限り追加しましょう。

法人向けのレンタルサーバーに理想的なセキュリティ機能

  • WAF設定機能
  • Web改ざん検知機能
  • スパムフィルター
  • セキュリティ診断

セキュリティ対策は数が多いほど有利で、多すぎて困ることはありません。

なぜなら、どんなに対策をおこなっても100%危険を回避するのが難しいからです。

1%でも多く危険を排除するために、厳重な安全対策を進めてください。

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セキュリティ機能は、レンタルサーバーが提供する無料の標準装備より、オプションを使うほうが低コストになることがあります。

ディスク容量の大きさで選ぶ

運営するWebサービスの規模や、サーバーの使用目的によって適切なディスク容量は異なります。

例えば、巨大規模のECサイトなら500GB以上、小規模なコーポレートサイトなら200GB〜300GB前後が望ましいでしょう。

また、近年はSSD搭載のレンタルサーバーが増加しています。

SSDはサイト表示や処理速度がHDDよりも高速で、特にビジネスサイトにおすすめです。

ただしHDDより高額になるため、希望する場合は予算を考慮しながら複数のサービスを比較して決めていきましょう。

サポート・保証の充実度で選ぶ

レンタルサーバーの保証やサポートが充実していると、緊急時でも迅速にトラブル対応・解決ができます。

特に巨大メディアを開設・運営する際は、契約先が24時間365日対応できるか確認しておきましょう。

レンタルサーバーの理想的なサポート機能

  • 24時間365日対応可能なメール・電話サポート
  • データ保存や復元に役立つ自動バックアップ機能
  • サーバー移転や各種設定を一任できる無料代行サービス
  • ホームページの制作から公開まで一任できる無料制作サービス
  • マルチドメイン・サブドメイン・無料独自SSLなどが無制限で利用できるサービス

個人向けレンタルサーバーの正しい選び方

個人向け

個人サイトやブログに最適なレンタルサーバーの選び方について解説します。

  1. 初期費用・月額費用で選ぶ
  2. 機能性・安定性で選ぶ
  3. 初心者にも丁寧な対応をしてくれるサポートで選ぶ
◾️レンタルサーバーを選ぶ際に考慮すべき主要なポイントとその特徴

選択基準特徴と考慮点
初期費用・月額費用・低コストで安定的なWebサイト運用を目指す。
・小規模サイトなら低価格プラン、大規模サイトなら高機能プランが適切。
・無駄のない料金プランを選択。
機能性・安定性・自動バックアップ、簡易WordPress設置、無料SSL設定、マルチドメインやMySQLのサポートが重要。
・アクセスが集中しても安定してサイト表示が可能であること。
サポート体制・初心者にも丁寧な対応が望まれる。
・電話やチャットでのサポート体制が整っているサービスを選ぶ。
・トラブル時の迅速なサポートが重要。

上記の基準を参考に、レンタルサーバーを選ぶ際は、自身のWebサイトの規模や運用目的に合わせた適切なサービスを選択することが重要です。

初期費用や月額費用を抑えつつ、必要な機能や安定性、サポート体制を確保することで、効率的かつ安心してWebサイトを運用することが可能になります。

特に初心者は、サポート体制の充実したレンタルサーバーを選ぶことで、運用上の不安を減らすことができます。

初期費用・月額費用で選ぶ

レンタルサーバーを契約する際、最も気になる部分が料金面(初期費用・月額費用)でしょう。

できるだけ低コストで安定的にWebサイトを運用するなら、複数のサービスを比較することが大切です。

例えば、ページ数の少ない個人サイトなら低価格のリトルサーバー、ネットショップの運営ならエックスサーバーやConoHa WINGのプランといったイメージです。

高額な料金プランは機能性やサービスが充実していますが、小〜中規模サイトには過剰スペックで無駄が多くなります。

一方、ページ数の多いビジネスサイトに税込100円台の格安サービスを選んでしまうと、パワー不足でサイト運用に支障が出ます。

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運用するサイトの目的や規模の大きさを把握し、予算内で快適な情報サイトを構築できる適切なサービスを選びましょう。

機能性・安定性で選ぶ

機能性や安定性を意識してレンタルサーバーを選ぶことも大切です。

機能性安定性
  • 自動バックアップ機能が使用できるか
  • ワードプレスを簡単に設置できるか
  • 無料SSL設定ができるか
  • マルチドメインやデータベース(MySQL)の数は十分であるか
  • アクセスが集中する時間帯でも問題なくサイト表示ができるか
  • ブラウザキャッシュ機能が備わっているか

ここでの機能性とは、契約者が安心・安全にサイト運用するための機能のことです。

主に上表のようなデータ復元や、初心者にも扱いやすいソフトウェアのインストール、複数サイトの開設が可能な機能を指します。

また、管理画面がシンプルで使いやすい点も、サービスを決めるうえで注視すべき点です。

一方、安定性とはサイトの表示速度を左右するレンタルサーバーのスペックを指します。

サイト運営で最も理想的なのが、ネット回線が混み合う時間帯でも動作が滞ることなく情報コンテンツが見られることです。

アクセスが集中する時間帯には特徴があり、平日と休日で下表のようにわかれます。

サイトが混み合う時間帯

平日休日
  • 8時〜9時
  • 12時〜13時
  • 18時〜24時
  • 10時
  • 12時
  • 21時

レンタルサーバーの処理能力・速度を測るにはさまざまな手法がありますが、以下の数値からある程度予測可能です。

  1. CPU
  2. メモリ
  3. データ転送量

サービスによっては各種仕様を数値で掲載していないケースもあるため、注意しましょう。

もしプラン選びに迷ったら、レンタルサーバーの運営会社に相談してみてください。

初心者にも丁寧な対応をしてくれるサポートで選ぶ

とくに初心者の場合には、サポート体制が充実しているかどうかも重要なポイントです。

電話やチャットでのサポート体制があれば、ちょっとした疑問もスピーディーに解決できます。

無料レンタルサーバーの場合、サポート体制が整っていないケースが多いです。

自分で調べて解決することが難しい初心者は、サポートが手厚いレンタルサーバーの利用がおすすめです。

WordPressサイトに理想的なレンタルサーバーの機能

WordPress向けのサーバー機能

WordPressサイト作成・運営に理想的なレンタルサーバーの機能をご紹介します。

  1. PHP・MySQL
  2. かんたんインストール機能
  3. 自動バックアップ機能
  4. 無料の独自SSL

PHP・MySQL

WordPressを使用するには、PHPとMySQLが必須です。

PHPとは、動的サイトを生成するプログラミング言語のことで、バージョンが高いほど新しく、処理速度が速いメリットがあります。

MySQLはデータベースの一種で、WordPressサイト1つにつき1個使用するのが一般的です。

複数サイト(マルチサイト)を作成する場合は、サイトの数だけMySQLの数が必要となるため、事前にレンタルサーバーの仕様を確認しましょう。

かんたんインストール機能

かんたんインストール機能を使用することで、シンプルな操作でWordPressをインストールできます。

本来、WordPressの設置は複雑で、専門スキルがないと難しいのが現状です。

近年は、多くの有料サーバーでWordPressを設置できる機能が提供されており、初心者にも扱いやすい仕様になっています。

自動バックアップ機能

トラブルや障害に備えて、データの保存・復元ができる自動バックアップ機能を設置しておくと安心です。

特に、オンライン上での作業が主流となるWordPressサイトは、手元にサイトデータが残りにくく、万一破損・消失した場合は取り返しがつきません

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サービスによって自動バックアップ機能は有料オプションになりますが、有事の保険として検討することをおすすめします。

無料の独自SSL

無料の独自SSLは、WordPressサイトの信用性を高めるために不可欠な機能です。

独自SSLとは、独自ドメインに対してSSL証明を設定することを指し、対象となるドメインは暗号化通信が可能になります。

本来、当機能はコストがかかりますが、近年は無料で設定できるレンタルサーバーも増加しており、従来と比較して導入しやすくなりました。

また、ワンクリックで設定できる機能や自動更新機能も付属しており、更新忘れの心配もなく簡単にセキュリティ対策ができます。

レンタルサーバーにWordPressをインストールする手順

レンタルサーバーインストールする手順

レンタルサーバーにWordPressをインストールする手順は、以下を参考にしてください。

  1. 希望するレンタルサーバーに契約する
  2. レンタルサーバーのアカウントページにログインし、独自ドメインを取得する
  3. サーバーパネルにログインして独自ドメインの設定をおこなう
  4. 契約したレンタルサーバーの指示に従って「かんたんインストール機能」を使用し、WordPressをインストールする
  5. サイト・ブログ名、WordPressのログイン情報など必要事項を設定して完了

上記の操作手順はあくまで一例です。

レンタルサーバーによってWordPressの導入手順が異なるため、実際はレンタルサーバーのマニュアルに従ってください。

機能性の高いおすすめのレンタルサーバーに関するよくある質問

よくある質問

レンタルサーバーに関する疑問に回答します。

  1. ゲームにおすすめのレンタルサーバーはどこ?
  2. サポートでレンタルサーバーを比較するとどこがいい?

ゲームにおすすめのレンタルサーバーはどこ?

ゲームにおすすめのレンタルサーバー(VPS)は、以下の3つです。

  • conoHa VPS/2GB
  • KAGOYA CLOUD VPS/2GB
  • さくらのVPS/2GB

ゲーム用には、VPSサーバーを選ぶのが一般的です。

ゲーム用サーバーの選び方

ゲーム用サーバーは以下の基準で選ぶのがおすすめです。

  • SSD搭載でハイスペック・高速なレンタルサーバーを選ぶ
  • コントロールパネルの操作・管理がしやすいレンタルサーバーを選ぶ
  • 初期費用無料・月額料金が良心的なレンタルサーバーを選ぶ
  • 申し込み後、すぐに使えるレンタルサーバーを選ぶ
  • サーバー構築用のテンプレートが豊富なレンタルサーバーを選ぶ
  • 総合的に機能性・柔軟性に優れたレンタルサーバーを選ぶ
  • サポートが万全のレンタルサーバーを選ぶ

上記はいずれも国内レンタルサーバーで、コスパ・機能性ともに定評があります

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サポート体制も万全で、はじめてVPSサーバーを使用する人にも安心です。

各レンタルサーバー会社の問い合わせ方法・サポート時間

問い合わせ方法サポート時間
メール
※各社公式サイトの専用フォームからの問い合わせ
平日10時~18時より順次案内
※受付は24時間対応
チャット平日10時~18時
※休日は対応不可
電話

レンタルサーバー会社によって問い合わせ方法やサポート時間が異なりますが、おおむね上記の内容で対応しています。

サポートでレンタルサーバーを比較するとどこがいい?

サポート体制が充実しているおすすめレンタルサーバーは以下の4つです。

  1. エックスサーバー…電話、チャット、お問い合わせフォームからのサポートが24時間365日受けられる
  2. さくらのレンタルサーバ…メール・電話サポートが平日10~18時、24時間365日受けられる
  3. ヘテムル…メールや電話のほかに公式ホームページでマニュアルを完備している
  4. コアサーバー…緊急時にはライブチャットで回答がもらえる

まとめ|使用目的によっておすすめのレンタルサーバーが異なる

レンタルサーバーは種類によって特徴・得意分野が異なるため、使用目的に合わせて適切な媒体を選ぶことが大切です。

例えば、個人の趣味サイトなら格安の共用レンタルサーバー、マルチゲームならVPSサーバー、企業の機密情報を取り扱うならクラウドサーバーが適しています。

また、サイト規模や扱うデータ量によって適正なディスク容量も異なります。

個人サイトなら50GB〜200GB、膨大な個人情報を扱う法人なら1TB〜容量無制限のレンタルサーバーがおすすめです。

安全・快適に利用目的を果たせるよう、複数のサービスを比較しながらレンタルサーバーを選びましょう。