【容量別】法人・個人向けレンタルサーバーを徹底比較!価格・サイト規模でおすすめを紹介!

レンタルサーバー

「巨大規模の法人サイトを開設予定だが、おすすめのレンタルサーバーを知りたい。」

「中小企業向けのレンタルサーバーを探している。中規模サイトなので、容量は1TBも必要ない。」

このような疑問や悩みをお持ちではないでしょうか?

この記事では、法人・個人向けレンタルサーバーを比較・調査した情報を紹介します。

最後まで読むことで、法人・個人向けサービスの違いを把握し、正しい選び方ができるようになるでしょう。

また、サイト規模・使用目的ごとにおすすめのサービスを紹介しているので、参考にしてみてください。

 

2024年版|大手法人向けおすすめ!大容量レンタルサーバーを徹底比較

大手法人向け

大手法人におすすめしたい大容量(500GB・900GB・1.2TB)のレンタルサーバーを比較・検証しました。

  1. エックスサーバービジネス|エンタープライズプラン
  2. さくらレンタルサーバー|ビジネスプロプラン
  3. ロリポップ!|エンタープライズプラン

エックスサーバービジネス|エンタープライズプラン

エックスサーバー

エックスサーバービジネスは、国内シェアNo1の大手レンタルサーバー「エックスサーバー」が運営する法人向けレンタルサーバーです。

ディスク容量などのサーバー性能は、通常のエックスサーバーとほぼ同じですが、セキュリティ対策や安定稼働体制・サポート体制が充実しています。

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通常のエックスサーバーよりも月額は高くなりますが、安定性やセキュリティを重視するならエックスサーバービジネスを選びましょう。
検証プラン名 エンタープライズプラン
契約期間・月額料金(税込)
  • 3ヶ月:15,048円
  • 6ヶ月:13,794円
  • 12ヶ月:12,540円(キャッシュバックで実質8,778円)

  • 24ヶ月:11,913円(キャッシュバックで実質8,339円)

  • 36ヶ月:11,286円(キャッシュバックで実質7,900円)

※キャッシュバックキャンペーン期間は2024/2/5 12:00まで

初期費用 16,500円
ディスク容量 500GB
ディスク種類 SSD
転送容量制限 無制限
MySQL上限  無制限
マルチドメイン  無制限
バックアップ 過去14日分
サポート メール:24時間
チャット・電話:平日10:00〜18:00

出典:エックスサーバービジネス

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さくらレンタルサーバー|ビジネスプロプラン

さくらインターネット

さくらのレンタルサーバーは、さくらインターネット株式会社が運営してるサーバーレンタルサービスです。

レンタルサーバーの運営歴は20年以上と長く、データセンターを自社管理しているため転送量が多いという特徴があります。

検証プラン名 ビジネスプロプラン
契約期間・月額料金(税込)
  • 1ヶ月:4,714円

  • 12ヶ月:3,929円

  • 24ヶ月:3,866円

  • 36ヶ月:3,819円

初期費用 無料
ディスク容量 900GB
ディスク種類 SSD
転送容量制限 無制限
MySQL上限 400個
バックアップ
サポート チャット、メール、電話(コールバック予約)

出典:さくらインターネット

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ロリポップ!|エンタープライズプラン

ロリポップ

ロリポップは、月額料金の安さで人気のレンタルサーバーです。

上位プランの「エンタープライズプラン」では、SSD1.2TB、月間転送量は無制限と、法人サイトも捌けるスペックとなっています。

検証プラン名 エンタープライズプラン
契約期間・月額料金(税込)
  • 1ヶ月:2,640円

  • 3ヶ月:2,640円
  • 6ヶ月:2,420円
  • 12ヶ月:2,365円

  • 24ヶ月:2,255円

  • 36ヶ月:2,200円

初期費用 無料
ディスク容量 1.2TB
ディスク種類 SSD
転送容量制限 無制限
MySQL上限 無制限
バックアップ
サポート メール:24時間
チャット:平日9:30〜13:00、14:00〜17:30
電話:平日10:00〜18:00

出典:ロリポップ

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中小企業におすすめのレンタルサーバー|選び方しだいでお得に使える

中小企業におすすめのレンタルサーバー(300GB・400GB・600GB)をご紹介します。

  1. エックスサーバービジネス|プレミアムプラン
  2. さくらレンタルサーバー|プレミアム・ビジネスプラン
  3. ニフクラレンタルサーバー

エックスサーバービジネス|プレミアムプラン

エックスサーバー

エックスサーバービジネスのプレミアムプランは、ディスク容量が400GBも用意されているため、人数が少ない中小企業に適しています

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読み込み速度の速さと高い耐障害性を兼ね備えた、ハイスペックな環境が整っています。
検証プラン名 プレミアムプラン
契約期間・月額料金(税込)
  • 3ヶ月:10,032円
  • 6ヶ月:9,196円
  • 12ヶ月:8,360円(キャッシュバックで実質5,852円)

  • 24ヶ月:7,942円(キャッシュバックで実質5,559円)

  • 36ヶ月:7,524円(キャッシュバックで実質5,266円)

※キャッシュバックキャンペーン期間は2024/2/5 12:00まで

初期費用 16,500円
ディスク容量 400GB
ディスク種類 SSD
転送容量制限 無制限
MySQL上限  無制限
マルチドメイン  無制限
バックアップ 過去14日分
サポート メール:24時間
チャット・電話:平日10:00〜18:00

出典:エックスサーバー

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さくらレンタルサーバー|ビジネスプラン

さくらインターネット

さくらのレンタルサーバーは、さくらインターネット株式会社が運営してるサーバーレンタルサービスです。

レンタルサーバーの運営歴は20年以上と長く、データセンターを自社管理しているため転送量が多いという特徴があります。

検証プラン名 ビジネスプラン
契約期間・月額料金(税込)
  • 1ヶ月:2,619円

  • 12ヶ月:2,183円

  • 24ヶ月:2,148円

  • 36ヶ月:2,122円

初期費用 無料
ディスク容量 600GB
ディスク種類 SSD
転送容量制限 無制限
MySQL上限 200個
マルチドメイン 400個
バックアップ
サポート チャット、メール、電話(コールバック予約)

出典:さくらインターネット

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ニフクラレンタルサーバー

ニフクラ

ニフクラレンタルサーバーは2024年3月31日でサービス提供を終了します。

ニフクラレンタルサーバーは、富士通クラウドテクノロジーズ株式会社が提供する法人向けレンタルサーバーです。

稼働率は99.999%と安定していることから、ビジネス利用におすすめできます。

検証プラン名
契約期間・月額料金(税込)
  • 12ヶ月・437円

  • 36ヶ月・425円

初期費用 5,500円
ディスク容量 300GB
ディスク種類 SSD
転送容量制限 無制限
MySQL上限 5個
マルチドメイン
バックアップ
サポート メール、電話(平日9:00 ~ 17:45)

出典:ニフクラ レンタルサーバー

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WordPressにおすすめ!個人向けレンタルサーバーを価格比較

個人向け

WordPressも設置できる、個人向けレンタルサーバー(100GB・200GB・300GB前後)の価格を検証・比較しました。

  1. mixhost|スタンダードプラン
  2. ColorfulBox|BOX1・BOX2プラン
  3. ConoHa WING|ベーシックプラン
  4. お名前.com

mixhost|スタンダードプラン

mixhost

mixhostは、アズポケット株式会社が運営するレンタルサーバーで、サーバー性能や高速化への取り組みに定評があります。

上位プランが初回支払時には半額以下で利用でき、アダルト系の利用も可能となっています。

検証プラン名 スタンダード
契約期間・月額料金(税込)
  • 3ヶ月・1,518円
  • 6ヶ月・1,298円

  • 12ヶ月・1,078円

  • 24ヶ月・1,023円

  • 36ヶ月・968円

初期費用 無料
ディスク容量(SSD) 250GB
vCPU 6コア
メモリ 8GB
転送量  無制限
マルチドメイン  無制限
バックアップ 過去14日分
サポート メールのみ

出典:mixhost

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mixhostの問い合わせはメール対応のみなので、「電話でわからないことを聞きたい!」という人には不向きです。

ColorfulBox|BOX1・BOX2プラン

ColorfulBox

ColorfulBox(カラフルボックス)は、株式会社カラフルラボが運営するWordPressなどのサイト構築・運用が簡単にできるクラウド型レンタルサーバーです。

高速表示やバックアップ、セキュリティといった、レンタルサーバーに必要な機能をほぼ搭載います。

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ユーザーから高評価を得ているレンタルサーバーです。
検証プラン名 BOX2
契約期間・月額料金(税込)
  • 1ヶ月・1,452円

  • 3ヶ月・1,364円

  • 6ヶ月・1,276円

  • 12ヶ月・1,166円

  • 24ヶ月・1,078円

  • 36ヶ月・968円

初期費用 2,000円(3か月以上の契約で無料)
ディスク容量(SSD) 300GB
vCPU 6コア
メモリ 8GB
転送量  無制限
マルチドメイン  無制限
バックアップ
サポート メール・チャット・電話
平日9:30-12:00 / 13:00-17:30

出典:ColorfulBox

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ConoHa WING|ベーシックプラン

ConoHa WING

ConoHa WINGは、GMOインターネットグループ株式会社が運営しているレンタルサーバーです。

公式サイトによると「国内レンタルサーバーサービスWebサーバー処理速度ランキング」で国内1位となり、2位よりも約2倍も速かったという結果が出ています。

また、他社サーバーの同レベルのプランと比べて月額料金も安いという特徴があります。

検証プラン名 ベーシック
契約期間・月額料金(税込)
  • 12ヶ月・941円

  • 24ヶ月・889円

  • 36ヶ月・678円

初期費用 無料
ディスク容量(SSD) 300GB
vCPU 6コア
メモリ 8GB
転送量  無制限
マルチドメイン  無制限
バックアップ 過去14日分
サポート メール・チャット・電話
平日10:00〜18:00

出典:ConoHa WING

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お名前.com

お名前ドットコム

お名前.comレンタルサーバーは、GMOインターネットグループ株式会社が運営しているレンタルサーバーです。

2009年からサービスを開始しており、機能性が高くWordPressも簡単に利用できるのが特徴です。

検証プラン名  RSプラン
契約期間・月額料金(税込)
  • 1ヶ月・1,430円
  • 6ヶ月・1,188円
  • 12ヶ月・1,078円
  • 24ヶ月・990円
  • 36ヶ月・891円
初期費用 無料
ディスク容量(SSD) 400GB
vCPU
メモリ
転送量  無制限
マルチドメイン  無制限
バックアップ
サポート 電話(24時間365日)

出典:お名前.com

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容量無制限のレンタルサーバー徹底比較|月額料金・機能性を紹介

容量無制限

容量無制限のレンタルサーバーをご紹介します。

  1. MUGEN
  2. GIGAレンタルサーバー
  3. 123サーバー|アンリミテッド

MUGEN

mugen

MUGENは、月額480円でメール、FTP、マルチドメイン、データベースなどがすべて無制限に使えるレンタルサーバーです。

さらにディスク容量も無制限の共用サーバーです。

検証プラン名 スタンダードプラン
契約期間・月額料金(税込) 480円
初期費用 無料
ディスク容量  無制限
メールアカウント数  無制限
メール転送
マルチドメイン  無制限
バックアップ
サポート 電話、メール

出典MUGEN

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GIGAレンタルサーバー

giga

GIGAレンタルサーバーは、株式会社セブンアーチザンが運営するレンタルサーバーです。

ディスク容量やデータベースは無制限に利用できるので、格安で無制限に利用できるレンタルサーバーを使いたい方におすすめのサービスです。

検証プラン名 ディスク容量無制限
契約期間・月額料金(税込) 12ヶ月:980円
初期費用 無料
ディスク容量 無制限
サーバー稼働率
セキュリティ サイトロック
SSL証明書提供 あり
マルチドメイン  無制限
バックアップ
サポート 専用フォームで平日なら1時間以内の返信、土日祝 深夜は3時間以内の返信

出典:GIGA

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123サーバー|アンリミテッド

123サーバー

 

123サーバーは、123サーバー株式会社が日本初の「IP分散サーバー」としてサービスを開始しました。

実績が豊富で、海外IPも選べるため複数のサイトを運営したい方におすすめのレンタルサーバーです。

検証プラン名 アンリミテッド
契約期間・月額料金(税込) 12ヶ月:980円
初期費用 キャンペーン中 無料
ディスク容量 無制限
サーバー稼働率
セキュリティ SSL無制限
SSL証明書提供
マルチドメイン
バックアップ
サポート メール、電話

出典:123サーバー

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レンタルサーバーの選び方|法人向けと個人向けの違い

法人向けと個人向けの違い

法人向け・個人向けサーバーの選び方の違いについて解説します。

  1. 大規模なWebサービスは法人向けサービスがおすすめ
  2. 小規模サイトは個人向けサービスがおすすめ
◾️Webサービスの規模に応じたレンタルサーバーの選び方とその特徴

Webサービスの規模 選ぶべきレンタルサーバーの種類 特徴と利用用途
大規模 法人向けサービス ・企業用ホームページ、ECサイトの運用に適している。
・高い稼働率、セキュリティ機能、充実したサポートが重要。
・サイバー攻撃からの保護、トラブル時の迅速な対応が必要。
小規模 個人向けサービス ・コーポレートサイト、アフィリエイトサイト、個人ブログなどの運用に適している。
・低コストでの運営が可能。
・独自ドメインの取得や初期費用無料のサービスが利用可能。
補足

大規模なWebサービスは法人向けのレンタルサーバーを選ぶことが重要で、安定した運用、高いセキュリティ機能、万全のサポート体制が必要です。これにより、企業のホームページやECサイトを安心して運用できます。

一方、中小企業や個人の小規模なWebサイトの場合、個人向けのレンタルサーバーが適しています。これらのサービスは低コストで利用でき、独自ドメインの取得や初期費用の無料オプションなど、小規模運用に必要十分な機能を提供します。

サービスの選択にあたっては、サイトの規模や運用目的をよく考え、最適なサーバーを選ぶことが重要です。

大規模なWebサービスは法人向けサービスがおすすめ

大規模なWebサービスの運営や社用には、法人向けレンタルサーバーがおすすめです。

法人向けレンタルサーバーに適した使用用途

  • 企業用ホームページの運営
  • ショッピングサイトやECサイトの運用
  • 多数の社員用メールアドレスの取得・運用

法人向けのサービスを選ぶ際は「安定性」と「安全性」を注視しましょう。

なぜなら、脆弱で粗悪なサーバーはサイトの表示速度が低下し、訪問者離脱による売上低下につながるためです。

また、顧客や社内の機密情報を保守するうえで、強固なセキュリティ機能も欠かせません。

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さらにトラブルや障害時に即座に対応できるサポート体制があると安心です。

法人向けサイトに理想的なレンタルサーバーの特徴

  • サーバー停止を抑制する最大稼働率の高いレンタルサーバー
  • ハッキングなどの悪質なサイバー攻撃から顧客を守るためのセキュリティ機能
  • 通信障害などトラブル発生時に迅速に対応してくれる充実したサポート

小規模サイトは個人向けサービスがおすすめ

中小企業の自社公式サイトや、個人ブログなどの小規模サイトは、ディスク容量が10GB〜300GB前後の個人向けサービスが適しています。

個人向けサービスに適したWebサイト

  • ページ数が少ないコーポレートサイト
  • 個人運営のアフィリエイトサイト
  • 個人運営の雑記ブログ・趣味サイト など

個人向けのレンタルサーバーは、初期費用やランニングコストが安いのが魅力です。

サービスによっては独自ドメイン・初期費用無料に加えて、月額料金が500円〜990円とお得に契約できるので、ぜひ検討してみてください。

中小企業も注目!法人向けレンタルサーバーの選び方

法人向け

法人向けレンタルサーバーの選び方について解説します。

  1. レンタルサーバーの種類で選ぶ
  2. セキュリティ対策で選ぶ
  3. 保存媒体のストレージ容量で選ぶ
  4. 保証・サポート体制で選ぶ

レンタルサーバーの種類で選ぶ

レンタルサーバーの種類は主に以下の4つがあり、それぞれ特徴が異なります。

  • 共用サーバー
  • 専用サーバー
  • VPSサーバー
  • クラウドサーバー

いずれもコストの違いや利点・欠点があるため、特徴を把握してどのサーバーが使用目的に適しているか吟味しましょう。

メリット デメリット
共用サーバー
  • 料金が安い
  • 設定がシンプルで、初心者にも扱いやすい
  • サーバーのメンテナンスが不要
  • ほかのユーザーの干渉を受けやすい
  • OSなどの設定変更ができず、自由度が低い
専用サーバー
  • 1契約につき1つの専用サーバーを所有できる
  • 安定的なWebサービスの運用が可能
  • ソフトウェアの設置が可能で、自由度が高い
  • 運用コストが高い
  • サーバー管理・構築の専門スキルが必要
  • サーバー設定に時間がかかり、急なWebサイトの開設には不向き
VSPサーバー
  • カスタマイズしやすく、共用サーバーより自由度が高い
  • 専用サーバーよりコストが安い
  • 既存OSから好みのOSを選択できる
  • 専用サーバーより自由度が低い
  • サーバー設定に専門スキルが必要
クラウドサーバー
  • SSDが採用されており、巨大規模の自社公式サイトに適切
  • 仮想サーバーを複数所有できるため、柔軟性・拡張性に優れている
仮想サーバーの使用量によってコストが高額になる

セキュリティ対策で選ぶ

機密事項を扱う機会の多い法人契約は、セキュリティ機能を可能な限り追加しましょう。

法人向けのレンタルサーバーに理想的なセキュリティ機能

  • WAF設定機能
  • Web改ざん検知機能
  • スパムフィルター
  • セキュリティ診断 など

セキュリティ対策は数が多いほど有利で、多すぎて困ることはありません。

なぜなら、どんなに対策をおこなっても100%危険を回避するのが難しいからです。

1%でも多く危険を排除するために、厳重な安全対策を進めてください。

また、セキュリティ機能はレンタルサーバーが提供する無料の標準装備より、オプションを使うほうが低コストになることがあります。

保存媒体のストレージ容量で選ぶ

運営するWebサービスの規模や、サーバーの使用目的によって適切なディスク容量は異なります。

例えば、巨大規模のECサイトなら500GB以上、小規模なコーポレートサイトなら200GB〜300GB前後が望ましいでしょう。

また、近年はSSD搭載のレンタルサーバーが増加しています。

SSDはサイト表示や処理速度がHDDよりも高速で、特にビジネスサイトにおすすめです。

ただしHDDより高額になるため、希望する場合は予算を考慮しながら複数のサービスを比較して決めていきましょう。

保証・サポート体制で選ぶ

レンタルサーバーの保証やサポートが充実していると、緊急時でも迅速にトラブル対応・解決ができます。

特に巨大メディアを開設・運営する際は、契約先が24時間365日対応できるか確認しておきましょう。

レンタルサーバーの理想的なサポート機能

  • 24時間365日対応可能なメール・電話サポート
  • データ保存や復元に役立つ自動バックアップ機能
  • サーバー移転や各種設定を一任できる無料代行サービス
  • ホームページの制作から公開まで一任できる無料制作サービス
  • マルチドメイン・サブドメイン・無料独自SSLなどが無制限で利用できるサービス など

個人向けレンタルサーバーの選び方

個人向け

個人サイトやブログに最適なレンタルサーバーの選び方について解説します。

  1. 初期費用・月額費用で選ぶ
  2. 機能性・安定性で選ぶ
  3. 初心者にも丁寧な対応をしてくれるサポートで選ぶ
◾️レンタルサーバーを選ぶ際に考慮すべき主要なポイントとその特徴

選択基準 特徴と考慮点
初期費用・月額費用 ・低コストで安定的なWebサイト運用を目指す。
・小規模サイトなら低価格プラン、大規模サイトなら高機能プランが適切。
・無駄のない料金プランを選択。
機能性・安定性 ・自動バックアップ、簡易WordPress設置、無料SSL設定、マルチドメインやMySQLのサポートが重要。
・アクセスが集中しても安定してサイト表示が可能であること。
サポート体制 ・初心者にも丁寧な対応が望まれる。
・電話やチャットでのサポート体制が整っているサービスを選ぶ。
・トラブル時の迅速なサポートが重要。

上記の基準を参考に、レンタルサーバーを選ぶ際は、自身のWebサイトの規模や運用目的に合わせた適切なサービスを選択することが重要です。初期費用や月額費用を抑えつつ、必要な機能や安定性、サポート体制を確保することで、効率的かつ安心してWebサイトを運用することが可能になります。特に初心者は、サポート体制の充実したレンタルサーバーを選ぶことで、運用上の不安を減らすことができます。

初期費用・月額費用で選ぶ

レンタルサーバーを契約する際、最も気になる部分が料金面(初期費用・月額費用)でしょう。

できるだけ低コストで安定的にWebサイトを運用するなら、複数のサービスを比較することが大切です。

例えば、ページ数の少ない個人サイトなら低価格のリトルサーバー、ネットショップの運営ならエックスサーバーやConoHa WINGのプランといったイメージです。

高額な料金プランは機能性やサービスが充実していますが、小〜中規模サイトには過剰スペックで無駄が多くなります。

一方、ページ数の多いビジネスサイトに税込100円台の格安サービスを選んでしまうと、パワー不足でサイト運用に支障が出ます。

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運用するサイトの目的や規模の大きさを把握し、予算内で快適な情報サイトを構築できる適切なサービスを選びましょう。

機能性・安定性で選ぶ

機能性や安定性を意識してレンタルサーバーを選ぶことも大切です。

機能性 安定性
  • 自動バックアップ機能が使用できるか
  • ワードプレスを簡単に設置できるか
  • 無料SSL設定ができるか
  • マルチドメインやデータベース(MySQL)の数は十分であるか
  • アクセスが集中する時間帯でも問題なくサイト表示ができるか
  • ブラウザキャッシュ機能が備わっているか

ここでの機能性とは、契約者が安心・安全にサイト運用するための機能のことです。

主に上表のようなデータ復元や、初心者にも扱いやすいソフトウェアのインストール、複数サイトの開設が可能な機能を指します。

また、管理画面がシンプルで使いやすい点も、サービスを決めるうえで注視すべき点です。

一方、安定性とはサイトの表示速度を左右するレンタルサーバーのスペックを指します。

サイト運営で最も理想的なのが、ネット回線が混み合う時間帯でも動作が滞ることなく情報コンテンツが見られることです。

アクセスが集中する時間帯には特徴があり、平日と休日で下表のようにわかれます。

サイトが混み合う時間帯

平日 休日
  • 8時〜9時
  • 12時〜13時
  • 18時〜24時
  • 10時
  • 12時
  • 21時

レンタルサーバーの処理能力・速度を測るにはさまざまな手法がありますが、以下の数値からある程度予測可能です。

  1. CPU
  2. メモリ
  3. データ転送量

サービスによっては各種仕様を数値で掲載していないケースもあるため、注意しましょう。

もしプラン選びに迷ったら、レンタルサーバーの運営会社に相談してみてください。

初心者にも丁寧な対応をしてくれるサポートで選ぶ

とくに初心者の場合には、サポート体制が充実しているかどうかも重要なポイントです。

電話やチャットでのサポート体制があれば、ちょっとした疑問もスピーディーに解決できます。

無料レンタルサーバーの場合、サポート体制が整っていないケースが多いです。

自分で調べて解決することが難しい初心者は、サポートが手厚いレンタルサーバーの利用がおすすめです。

まとめ|レンタルサーバーはサイトの規模や目的に合わせて決めよう

Webサービスの規模や使用目的に合わせてレンタルサーバーを選ぶことで、最大限のパフォーマンスを発揮できます

また、適切なサービスの選択は、コスト削減にもつながります。

「料金が安いから」「大容量で安心できるから」といった単純な動機ですぐに契約を決めてしまうと、後に経済的・機会的損失が生じるでしょう。

自社の予算を考慮しながら複数のサービスを照合し、無駄なく安定的なサイト運営ができるサービスを探してみてください。

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